2009/07/22

・梅雨が明けたと聞いたら大雨。

・一週間ぶりに日記を書こうとしてみて、すぐに思いつくのはなんであろうか。会話が十分にあった一週間であると言える。直接会うこと、電話、メール、インターネットを使ったコミュニケーションのいずれもあった。会話のある日常が普通になっている楽しさ。と、同時にいつかそれが無くなってしまうのではないか、という怖さ。無くなる要因の第一位は時間の経過である。ただ、時間は増える要因の第一でもあるから、単純に憎むわけにもいかない。愛憎たっぷりであるね、時間よ。蛇足ではあるけど、会話の手段が増えてきたから、直接会うことを2文字ぐらいの熟語で言い表せる言葉がほしい。直話、接話、何かよいのは無いかな。本来は会話が、会って話すという字で一番ぴったりだと思うけど、前からある言葉だから誤解を生みそうだ。会という字が、コミュぐらいの意味を含んでいる。

・『あぺぽぺ』も制作は順調です。今週はアニメーションに関する部分を作っていました。あと1日ぐらいでツールに落とし込んで、いったん落ち着きます。仲間の協力があって、絵周り、音周りがだいぶ見えてきた。プログラムと絵や音がからみあってきた。「言葉がぜんぜんないから、何を作りたいか分からない」という大事な指摘もあった。感謝。『あぺぽぺ』はプログラムが母体となって、その上に絵と音と言葉がのっている。母体は舞台と置き換えても良い。そこで絵と音と言葉が絡み合って、ひとつの作品世界を成す。確かに、いまは言葉がまったく足りていない。それに絵、音、言葉の中で、私が表現する部分は言葉であるから、私が乗っていない、といえる。言葉には、会話やナレーションや物語や世界観などが含まれる。では、次は言葉と、言葉を結びつけるプログラムを作っていきます。

・上に書いたことは『あぺぽぺ』の構成/アーキテクチャと言える。まとまってきている。

・できるだけシンプルな構成の意識と理解。これはいま仕事で行っているアセンブラの学習とも結びつくものがある。なるほど、この連動性を感じれることは、双方の意欲につながるので、とても良いことだと思う。

2009/07/13

・もう何度も何度も確認していることだが、何かを作ると言うのは最高に楽しい。

2009/07/11

・松永氏が上京。わざわざ自分の地元にまで来ていただいた。しかも、話している途中で寝てしまった。本当に申し訳ない。そして感謝。彼は話題が幅広くて会話が止まらない。ずっとしゃべり続けるそのメカニズムを想像するだけで楽しい。友達のいる生活って良いな。『あぺぽぺ』は見せられたが、『離れていくもの』は見せられなかった。作ったらまた見ていただこう。

・松永氏が帰ってから、『あぺぽぺ』を制作開始。音に関する重要なインタラクションができた。ゲームの雰囲気ががらりと変わった。明日のミーティングで強調できるようにもう少し作っておく。ほかの部分はまた次までに作っておけばよいだろう。

2009/07/09

・まとまった発想が降ってきた!これは会話効果だろうか?『あぺぽぺ』とはあまり関係のない関西旅行をしたばかりのはずだが…。美しい構造ができた。

2009/07/10

・降ってきた構造をまとめ、システムに落としていく。そんなに細かくはできないが、雰囲気のデモには十分だろう。12日にtaishinさんに見せることになっている。夏は暑いが、ここは踏ん張りどころだ。ああ、休暇の残りが少なくなってきたなあ。celeの絵本の物語も作りたいが、間に合わないな。明日松永さんに見せたかったのだが、『あぺぽぺ』もノートにセットアップせねばならない。

・おや、ノートで『あぺぽぺ』が動かない!まさかVistaだからか?裏読み込みが怪しい。スレッドだ。クリティカルセクションは使っているが…。よく分からないままミューテックスも試してみたが、違う。この辺りは落ち着いたら最初から理解せねば。非同期の読み込みが終わった通知がこない

2009/07/12

・『あぺぽぺ』ミーティング。

2009/07/14

・完成させないといけないのは分かっているが、もう少しだけ、操作系をね…。

・暑いから日記も短めに…。

2009/07/03

・『あぺぽぺ』。そろそろ型に流し込む段階に移ろうと思う。すなわち実際にゲームプログラムを作りこんでいく。そうしないと、いつまでもこの楽しい実験/試行錯誤に浸ってしまうからだ。過程マニアであることは自覚しているし、上野さんと話すことでさらに客観視できた。過程や学習を楽しむためにも作らなければならない。ゲームの頭からどんどん作っていこう。今日はタイトル画面を作成した。レイアウトを仮にでもいいのでノートに書き、それをプログラムに起こす。まずひとつできた。

・それからすべき作業の一覧を作成。これができればプログラムの骨格ができているというもの。このリストを次々と消化していけば開発率が自然と100%に近づく。

・ケール。スカイプでメンバーのなぎにインタビュー。面白かった。彼女はメールなどの書くよりも話すコミュニケーションがなめらかだ。話す割合を増やそう。

2009/07/06

・あふれる感謝や思いが大きすぎて上手く言葉にまとめられない。そわそわどきどきしている。そしてひどく冗長だ。恋愛に近いが恋愛そのものではない。

・『あぺぽぺ』。この2、3日で全体のシステムが急速にまとまっていった。手当たり次第に粘土をくっつけて作った彫刻が、削られ、取り除かれ、なでられ、なめらかに自然な形になっていく。試行錯誤モードから完成モードにスイッチが切り替わったらしい。間違いなく、三宮での熱い語らいが影響している。上野さんたちに感謝。企画者は最初からこのまとまった形でアイデアが出てくるのだろうな、と想像した。

2009/07/05

・『げーむつくろー』さんのサンプルソースコードを参考にステンシルバッファを組み込む。すでにできあがっているものを組み込むだけならとても簡単なはずなのに、いままでそれができていなかった。なぜだろうか。振り返ってみると、例えばこんなパターンがあった。組み込んだ環境とサンプルの環境に1点だけ違いがあって、そのせいで組み込んだ環境では動かない、というのがあった。これは多種多様なパソコン環境では普通に起こりうる。その際に、お手軽な気持ちでパクっているだけだと、つまづいてしまう。原因の見当がつかない。それであきらめてしまう。ステンシルバッファもそうだった。ステンシルバッファが使えない環境であったり、初期化の際に指定するパラメーラが違っていたり、サンプルが動かない理由がある。ステンシルという概念、ステンシルバッファという言葉の意味、それらの理解のひとつひとつが、原因を探し当てられるか否かの綱引きに影響する。

・最初から分からなくたっていい。今思えば、プログラミングだって最初から分からないの連続だった。プログラミングどころではない。人生のほとんど全部が分からなかった。分からないなりにもがいて手足を動かして、それである日とつぜん分かる(分かった気になる)。そのときレベルアップの音がなっているのかもしれないけれど、それまでの「分からない」があってこそだと思える。すなわち、分からないと感じたときに、経験値を獲得したということなのかもしれない。

2009/07/04

・ケールの音声インタビューを文章に起こす。『おこしやす』というツールを試しに使ってみたらとても便利だった。ありがたい。音声ファイルが1時間程度あったので、一旦すべて文章に起こすという方法はとらずに、使う音声のアタリをつけ、編集しながら起こした。大雑把なやり方かもしれないが、だいたい4時間ぐらいで編集した文章ができあがった。彼女の空気感を大事にしたつもりだ。あとはまっちゃんがレイアウトしてくれるで楽しみ。今日はケールの日になった。

・『あぺぽぺ』はタイトル画面の微調整など、こまごまとした作業が中心になった。バグやつくりの甘い部分がちらほら見つかって良かった。深夜からシナリオ選択画面を作り始めて、『リンダキューブ』の画面をほとんど真似して、一応それらしきものができあがった。タイトル画面の見栄えの方が個人的には好み。シナリオセレクト画面は後で手直ししよう。シナリオは3つ。サブタイトルもその場で考えた。もしかしたら物語や会話も、プログラムを作りながら考えるほうが効率が良いのかもしれない。さて次だ。

2009/06/25

『tashiro-player』。さらにオンラインスキャンもしてみたが、こちらも検出せず。誤検出の可能性がかなり高まった。なので、DLのページへの注意書きにとどめて公開を継続することにした。報告してくださった方、ありがとうございます(メールには返信済み)。

2009/06/24

・金田朋子がポリリズムを歌っている映像が存在する。動画は削除されており聞けない。ああ、聞きたい。CDでも良いのに!

・『tashiro-player』に初めて感想が着たと思ったら、ウィルスが混じってるって?なんてこった!俺最悪!

・少し冷静になって調べてみると、avastは確かに検知するが、ノートン先生は反応しなかった。avastでは実行ファイルに『win32 swizzor』というウィルスが含まれているらしい。VC++2008でコンパイルしたプログラムファイルにウィルスが混入していると言うのだろうか。無知とは言え、にわかに信じがたい。ためしにトレンドフレックスのオンラインスキャンも実行してみたが、こちらもウィルスと認識されない。ウェブで情報を得てみると、『win32 swizzor』が誤認識であったという報告がいくつかされている。個人でそれを証明するのは難しいが、ひとまず誤認識ということにさせてください。単に、DLさせなくしたほうが良いだろうか。

2009/07/01

・7月になったのであるな。月末は関西に旅に行っていました。たくさんの友人に会って旧交も新交も温めれて、有意義な時間でした。好きなものや大事なものがたくさん確認できたし、それによって相対的に手放さなければならないものもあるかもしれない。とにかく、素晴らしい人間と会えて目一杯交流してきました。旅程は少しずつ書き記していこうと思います。もしかしたらSNSに書くのと同じになるかもしれないし、ならないかもしれない。

・では、『あぺぽぺ』とケールの制作に戻っていこう。新しいノートパソコンが届いたので、環境のセットアップ。OSがVistaなのでとまどいつつ、『あぺぽぺ』を動かせるところまで。プロジェクタも接続できて問題なし。音はソフトウェアミキシングしかだめみたいで、大量のミキシングが発生したら変な音になるかもしれないな…。それからプログラムはスレッド周りの修正が要った。これら全部で、けっこう時間を食ってしまった。こういう本質的でない問題に関わる時間とエネルギーを減らせたら良いのだが。明日からはもっと大切な作業に移りたい。

・訳あって横浜に迎えに来てくれた仲間と新しい空間を探す。近所だとたくさん部屋があって、なおかつ手が出る物件があるようだ。最低限、生活の部屋と作業部屋を別々にしたい。