2009/09/24

・前回の日記からも、新しい部屋にはお客さんがよく来ていて、今日までに7、8人は来ただろうか。私の友人は半分ぐらい呼んだし、同居人も10月から制作に入るということで、ほどなく盛況ぶりは落ち着くだろう。来訪者は大抵は泊まっていかれて、お酒もしっかり飲まれた。チューハイの缶、日本酒。ウィスキー、ワインの瓶などがとてもたくさん並べられて、以前の部屋の1年分の量よりも多いぐらいでした。特別、遊ぶ道具があるわけでもないから、過ごし方のほとんどは会話になる。たくさん話した。

・会話をしていると、頭が活性化したり、疲れたりする。制作そのものははかどらないが、アイデアはたくさん生まれる。企画段階では会話をたくさんするのが良いと思った。そうして『あぺぽぺ』はゲームシステムの図に加えて、企画書ができあがった。物語、台詞、ゲームシステム、絵、音楽、プログラムを結びつけるのにあと3つぐらいアイデアがいると思っていたけど、それはこの間に出揃った。これが最終段階かは例によって分からないし、面白いかも分からないが、ここまで全体が調和して結びついたのは制作を始めてから初めてだ。1ヶ月以内にこれらをプログラムで結びつけるのが次の目標だ。

・音楽を作ってもらう仲間に、現状でできうる説明をして、理解を得られたのがとても嬉しかった。

・他にもいくらでも詳細に書きたい出来事があるが省略する。『あぺぽぺ』の日誌は忘れずにつけておきたかった。

2009/09/13

・ネットがようやく開通しました。2週間近くもネットに繋がないでいると(会社では繋いでいましたが)、同居人があまり家にいないのあり、プライベートがすごく長い時間に感じられて、考え事に向いている時間だと思われたので、制作は考え事を中心に進めました。すると、ようやく『あぺぽぺ』のシステムが生態系の流れ図みたいにひとつの図になりそうな気がした。そして書いてみると、本当にまとまりそうな手ごたえがあって、チャンスだと思って3回書き直してみたら、ひとつの流れ図ができあがった。ああ、作りたいものはこんなに単純だったのかと、喜怒哀楽のすべてが同時にやってきた気持ちになった。

・この流れ図は、何度もプログラムを書いては消してを繰り返した結果なのかもしれない。粘土で形を作って、気に入らなかったら、また丸めて一から作り直すといったことを、プログラムでやったことになる。このような造形の手順でプログラムを書いたり消したりできるのは、予算と時間が潤沢にある大手のプロトタイプ開発かアマチュアでしか不可能な作業だ。もちろん、私は後者になる。おそらく、私が思っているよりも、同じところをうろうろしているのに違いないが、それでもやっとアイデアや物語の断片たちを受け入れて活かすひとつの芯ができあがったと感じた。ひと山は超えただろう。

・芯ができたところで、膨大な実装が待っている。業務用のプログラムと比べれば量は少ないのだが、遊びが大きいため、時間はそれなりにかかりそうです。

2009/09/01

・選挙。民主党が大勝しましたね。数年ぶりに新聞を買いました。政治も政局もどれくらい変化するのか楽しみです。江戸時代と明治時代じゃないですが、変化が大きければ大きいほど、ビジネスや日常のピンチ/チャンスが大きいと思うので、新政権は少なくても任期の4年は続いて欲しいです。もっとも、政権を維持できたとて、あまり変わらない可能性もあるかと思いますが・・・。

・今日引越しです。インターネットの手続きも今あわててしましたが、色々と間に合わず、引越し先でのネット接続にはしばらく時間がかかりそうです。よろしくお願いします。