2012/04/21

・短期のプロジェクトをまた請けています。短期と呼ばれるプロジェクトの中にも普通の短期プロジェクトととても短いプロジェクトがあって、小説でいう短編と掌編のような感じです。そんなスプリントなプロジェクトでは、他のことを考える余裕がなくて、個人制作のことを考える時間がありません。もちろん作る時間もありません。きっとそれは負荷や負担でもあるだろうけど、同時にエネルギーにもなるもので、仕事が終わったときの動力として蓄えておくつもりです。

・短期のプロジェクトに携わってみて、もっと個人制作も速度や締切を持ってやってみたいという感覚が出てきました。今まで散々人から言われてミテは無視してきたのだけど、感じられた以上その通りにしてみるつもりです。考えが変わったというよりは、速度や締切を設けてもできそうだと思えるようになったと言った方が近い感じで、短編を作ろうとずっと考え続けてきた成果が少しずつ出てきている気もします。

・頂いた原作を形にするとしたらたぶん今年一杯はかかる。その規模を長いと思った。それで、ころころ変わる自分がどうかと思いながら、もっと短いものを先に物語ゲームの習作として作ってみたいと思いなおしています。自分がかつて考えた短編の粗筋を使うか、青空文庫から短編を探すか、次第にまずは掌編でも良いのではないかと思い、もしかしたら詩ですらコマンド選択型のゲームにしても良いかもしれない…などと春の夜の短い休息時間に寝そべって考えてみています。

2012/04/04

・1週間ぐらい前の話ですが、その日はけっこうやる気があった日で、そしてなぜだか分からないけどpuffyを聞きたいと思った。puffyを聞こうと最後に思ったのはおそらく10年以上は前だから、たまには良いだろうと気軽に動画サイトにアクセスする。これがいけなかった。まさに迂闊だった。みるみるうちにやる気がなくなって、気がついたらその日は作業になっていなかった。脱力できて休息できたと言えるのかもしれないが、素直な気持ちをいうとエネルギーを吸い取られたと思っている。ふしぎなおどり。ふしぎなうた、か。音楽自体は懐かしいなと思って、好きなメロディーだなと思って、思ったより古くさくなって聞こえた。

・個人制作について、この一年ぐらいは、できるだけ考えて、考えてから手を動かすみたいな意識でやっていた。思考思考主義とでも呼びます。良い発見もあったが、できた作品数が足りないという結果も出た。もっと何年も取り組んでみたい気持ちもあるけど、時間もない。『SPACEMAN vs MODULORMAN』の開発に参加してみて思うこともあったので、これからは試作試作主義でいきたい。とにかく試作をし、形にし、考えるのはその中で行うやりかただ。完成可能性は上がるだろう。でも一方で下がるものもある気はする。気はするが、思考思考主義はもっと作品数を作ったときに戻ってみたいと思っている。

・そんなことを考えていたら、かつて少しだけ検討したことがあった、物語ゲームの原作を買うという考えが一気に有力になって、即実行した。物語ゲームを作る中で一番やりたいことは、物語とゲームとを組み合わせることだからだ。ありがたいことにたくさんの人が人探しをしてくれて、条件が横暴にも関わらず提供者が見つかった。自分でこんな原作を書くとしたら何ヶ月もかかる(もしくは永遠に書けない)内容だ。それが短縮されて完成に近づいた。有利になった。この原作を物語ゲームの形にすることが今年の個人制作の最低目標です。