2013/02/24

・RPG開発は再稼動。1%か2%ぐらいは進んだだろうか。つまり残り3%をきった。もっとも少し分母を減らしたせいもあるのですが。2月中にゲーム本体の制作を終えて、それから少ししたらリリースできるのではないかと思っています。

・前の日記では本が読める体質になったと書いた(読み返してみた)けれど、そのあと映画も見れる体質になった。テレビドラマも見れるようになった。図書館でいくつか借りられるのです。よほど乾いていたのだろうか。映画を1本見た後で小説をさらに1冊読むなどとは、これまでの自分にはなかった。パソコンみたいにどこかのメモリが増えたのかもしれない。

・何かを表現しようとしたときに枯渇が起きているんだと思う。作る気力がないわけじゃなくて、むしろ作ってみたいシステムや断片は増える一方なのだけど、それを繋げる接着剤みたいなものの供給が追いついていないのだ。具体的にいうと、ひとつは物語だろうか。うまく言えない。物語を構成する部分のひとつが不足している。おそらく基本的なところだ。例えば勇者がお姫様を助ける物語のゲームを作った後に、勇者がお姫様を助ける物語を作るのは気が引けるでしょう? そんな気持ちに近い。それで色々なものを摂取してみているんだと思う。一種の栄養不足かもしれない。

2013/02/13

・RPGは95%ぐらいできたものの、諸事情で一時停止しています。なんとかしていずれリリースはするつもりです。

・去年は漫画を多く読んだ年だった。今は本を読むのがとても楽しい。本をたくさん読める体質になってきていて、少しネットの時間を減らしていこうとしています。ネットといっても幅広いから、その中でもツイッターやfacebook、2ch、ヤフーニュースあたりの時間を減らせればと思っています。たとえばツイッターは1分未満みて他の作業に移れるけど、読書はそうはいかない。ある程度のまとまった時間を確保する必要がある。時間を大まかに使うイメージです。

・京極夏彦さんの本を初めて読んでいます。『姑獲鳥の夏』。今年読んだものの中ではインパクトが一番強いです。とにかくおはなしがうまい。ストーリーがうまいというよりも、人生レベルが高い登場人物の話を延々と聞いている感じなのですが、ひとつひとつがもっともらしくて、それだけで面白い感じです。それぞれの著作でまったく別の種類のお話を用意しているのだろうか。だとしたらとんでもない著者だ。とても一度きりの人生経験をもとにしているとは思えない。

・物語を書く訓練や準備体操をはじめています。三日坊主の日記みたいなもので、何度となく繰り返しているもの。物語をいくつも作り出せるようになるのが重要だからです。大塚英志さんの方法を教科書にしています。

・ある能力を上げたり成果をだしたりするのに、段取りが悪い。センスの問題だと思う。ゲームデザイナーの桝田省治さんが1週間の試行錯誤で突破していくようなものを、僕は何年もかかっている。去年、『ツキのないがいこつ』をリリースできたのもようやく出せたのではなくて、たまたま出せたのかもしれない。それでもあきらめは悪いので多作を目指していく。