2013/10/26

・前回の日記から約2週間が経ちました。ノブシコブシの浮気現場生配信は仕込みだったとか……。

・演劇で、役者が観客に打ち明け話をする風にして進んで実は観客を騙している、洗脳していく、というタイプのものがあって、それを思い出しました。ゲームではあまりない形式かも。探偵やミステリを扱ったものではあるけれど。なぜ少ないかの原因はいくつか考えられるが、やはりつぎ込む時間の大きさが単純でいい回答になる。裏切られたときのショックの大きさは、そこにつぎ込んだ時間やお金などの資源の量と比例する。なので、10時間、20時間とつぎ込んだものに裏切られるというのは、心地よさよりも負の感情が勝ってしまう……。

・仕事のほうは、変わらず粛々とやっています。適度な壁があらわれて何とか次に進み、小休止してまた壁が出てきて……の繰り返し。仕事、プライベートともに、新しい物語は作っていなくて、こちらもまた仕込みの時期です。習作はたくさんしているのだけど、ひとつの物語として動き出すところまで持っていけていません。これが今後の大きな課題となっています。自力が足りないのでしょう。

・より好きなものを、より好きなものを探し、道がなくなったら、その時に道を作るように作品を作ればいいのかもしれない。それなら世の中にどういう道があるかしっておくことが必要になります。

・どんな時も時間は大事にしましょう。

2013/10/14

・日記が2週間を越え、3週間も空いてしまった。土曜日や日曜日に予定が多く入っているからです。メモみたいなものはたくさん書いているけれど……。書くまでもないけれど、人と過ごす時間が増えれば増えるほど、1人でいる時間は減っていきます。どう過ごすにせよ、時間の重みが増しています。去年はシルクエを作っていたから良いとして、一昨年は少しもったいなかったなと振り返ります。

・三鷹の事件だとか、さきほど発覚したノブシコブシという芸人の浮気現場だとか、歴史の教科書に載らないタイプの事件・ニュースに釘付けになる。これが今の時代なのか……と感じます。刺激が強い。作り物の物語はこういった刺激があるなかでどのような意味・意義があるのでしょうか。また、遊び手・受け取り手は、僕が触れているこれらのニュースや作品に対してどのぐらい刺激を感じ、心を奪われたり、消費・消化しているのだろうか。たいしたことのない刺激で1分程度しか興味が続かないのだとしたら……。

・刺激といえばネガティブな人も刺激的ですが、どちらかというと人物造形としてはネガティブに押され気味のポジティブにも興味があります。ポジティブな人の類型をつくって、ネガティブな人の類型と掛け合わせて物語を作れないか、などと考えています。ポジティブもネガティブも、もはやそれ一言で説明が完了する言葉ではないと思いました。色んなポジティブ、色んなネガティブについてもう少し詳しく調べたいところです。

・仕事のほうは基盤づくりの作業でなかなかハードです。作品固有の物語だとかシステムだとかとは違った技術、情熱、体力が必要になります。自分自身は時間の許す限り作品固有の部分を作りたいと思っているので、なおさら……。