2014/07/13

・前回2週間以内に書いた反動なのかは分からないが、3週間空いてしまった。何を書けるだろうか。かなり抜け落ちているのではないかという気がする。日記を書く直前のできごとに重みができる。それでいいのだろうか。あるいは記録すべき、したい事柄が浮かんだときに日記を書く気に(機に)なるのだろうか。

・できれば、僕を丁寧に取り扱ってくれる人を優先したい。もちろんその人はその人自身も丁寧に取り扱ってほしい。僕も丁寧でいられるように調整したい。その基本になるのは、潤沢な時間。

・先日は、これまでで一番東京だった1日だったかもしれない。東京の最高記録。首都高や東京タワーを遠くに望む視点。パラノマではない。パノラマ。車の止まらない首都高速。点滅し続ける高層ビル群の赤いランプ。様々な点滅のパターン。まるで東京という体のようだった。体内に住んでいるようだった。体内は胎内。だろうか。そんな東京の中は、案外と居心が良かった。体は常に動き続けるから体でいられる。止まらない。ここは常に動き続けることを要求する場所なのだ。

・動き続けることを要求するのと、動く事を要求し続けるのとの違いについて。最初に文章として出てきたのは、前者だったけど、感覚は本当に前者に近かったのか。ただ違いを認識できていないだけではないのか。文章はきっとどれだけ認識できて、その認識通りに言葉をとってきて配置できるかにかかっている。

・1年ぶりにあった良い友人が、文章は大事だといっていた。影響力がある。影響し続けるのが文章だと。日記では続きを考える。視線を一瞬で奪うのなら絵だ。強制的に気づかせたり、感情に作用するのは音だろうか。そしていつもここにくるが、ゲームはこれらを3つすべて持っていて、自由に組み合わせて再生してよい。

・一方でゲーム制作の課題は明確だ。とにかくつくるのに時間がかかる。文章だけよりも。絵だけよりも。音だけよりも。数ヶ月かけてようやくひとつの失敗作を作れる。一発みたいなミニゲームもあるけど、文章を書きたい人が常にショートショートを書きたいわけではないのと同様だ。ミニゲームはショートショートではなくて、ネットの面白記事みたいなものだと思っている。

・良い友人に「パワーアップしているね」と言われて嬉しかった。かなりうまい、いい褒め言葉。きっと人付き合いの構成、人間構成が変わっているからだと思います。決してそれまでの人間が足りなかったわけではなく、自分の基礎代謝があがったのだろう。人間に対して。

・ここで日記を終える。昼ご飯だ。