2008/05/08

・「朝ゲイツ」がようやくまともになったので最初のバージョンとした。 前回あと1日でやろうと思ったのが、 3日かかっただろうか。 見積もりが3倍間違っていたことになる。 これがそのまま、 1年の予定のものが3年かかったらとても大変だ。 そのような単純な掛け算になるとは思えないが、 私はこれ以上に正しそうな数学的イメージがない。 ともかく、 できたのでvectorにアップロードした。 前回と同じだから2週間後に反映されるだろうか。 手続きも慣れてきた。 ステテコシェルターの方も紹介ページを作った。 今回はYoutubeのアカウントを取って、 動画でデモや使い方を載せた。 少しは伝わりやすくなっただろうか。

・「朝ゲイツ」は音声合成とタスクスケジューラを合体させたソフトだ。 本当にそれだけだが、 その分扱いやすいし、 機能は十分だ。 GUIになったのを除き、 発想時のイメージがほとんどそのまま形になった。 個人用のコーディングスタイルが固まってきたのも嬉しい。

・次回はいよいよゲームのようなものを作りたい。 規模は問わない。 小さな完結するアイデアが得られれば一番ベストだ。 過去2作品と同様、 プログラムのためのプログラムを作りながら、 副産物として作品になる形が情熱も保ちやすいので一番良い。 プログラムの道具が揃ってくれば大きな作品が作れるだろう。 自然に任せる。 自然に作れるものが自分らしい作品である。

・プログラムのためのプログラムであるが、 実装はさておき、 インターフェイスだけは良いものを作りたい。 良いインターフェイスを持つクラスは使いやすいし、 使いやすいと言うことは作業がはかどるということで、 つまり良い作品に繋がると言うことだ。 良い道具は良い作品を作ると言うわけだ。 クラスとして完結できれば(完結していないクラスは論外だが)、 あとは使い心地と言う点でインターフェイスがもっとも大切であろう。 依存関係はできるだけ減らしたい。 『大規模C++ソフトウェアデザイン』を読んでいるところだ。 それから、 できるだけプログラムにロジックを書かずに、 外部データに任せたい。 こちらは『ゲームエンジンプログラミング』が参考になればと期待して読んでいる。 XMLをうまく使いたいところだ。 少しずつではあるが、 必要な道具が見えてきている。 ちょっと前までは描画ライブラリぐらいしか道具がないものと思っていた。

・しばらく日記を書いていなかったが反省はしていない。 完成近くまできたら一気にいった方がいまの自分に適当だと思ったからだ。 さらに向上して余裕ができれば、 仕上げつつ別の作業を平行して行えるようになるかもしれない。

・URLはこちら。朝ゲイツ

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