2011/12/28

・メインマシンほどなくして帰ってきた。修理代も最低限の値段だった。部品の交換があるだろうと思っていたが、修理内容を見ると接続不良とのこと。PCの中を見ると、きれいに掃除されていた。単にホコリがたまっていたのかもしれない。マア定期クリーニングということで…。

・クリスマスイブに東京に寄って、クリスマスに名古屋に寄って、それから実家に帰省した。1ヶ月ぐらい厄介になる予定です。生活面が楽に簡単になるので、作業はしっかりする予定。

・今年はいつもにも増して、探す年でした。僕の基本方針として、何でも良い、というのがある。何でも受け入れるし、誰でも好きになれるようになろうとしている。別にそれで自分が揺らがない。確かにそれは幸せだとか楽しく生きるには強力な態度で気に入っているけれど、強すぎて表現のような繊細な作業にはマイナスになっている気もスル。それは僕がアーティストだと思う友人に共通して見て取れたし、彼らからそういう助言をいただいた。指摘を受けたときはもちろん心の中で猛反発したが、思うところがあったのだろう。やがて自分の好きや嫌いを自分に明かそうとした。そういう意識が多く働いた年でした。共存できると思っている。

・好きや嫌いを明かそうとしていくつか行動してみたが…結局、有効そうなのは過去に当たってみることだった。実家にもたくさん手がかりがありそうだ。そして実家の周辺にもあるかもしれない。

・だいぶ慣れてきたし、来年は成果を増やしたい。作るものの数でいえば二倍。金銭的な成果に関しては、10倍ぐらいにしたいです。今年は広告費で1000円ぐらいでした。毎月だったら少しは足しになるし、毎日だったら十分という額だけど、1年だと雀の涙…。

2011/12/12

・メインマシンはまだ修理中とのこと。楽観的な予想では今日までに直って返ってくると思っていたので少し困っています。20日目標のプログラミングは貧弱なサブマシンで開発するか…。

・ありがたいことに友人知人から依頼が来ているので、今年度末から来年2月までは自分制作以外の作業も行います。年中依頼が着たらご飯食えそうだけど、営業はしていないので臨時収入という見解。日々のパフォーマンスや切り替えが無理なく向上できているので、このまま行きたいものだが、貯蓄は順調に減っている。

・シナリオ作りにとても苦戦しているけど、卓球もプログラミングも上達にとても時間がかかったので、くじけることはない。諦めが悪い。もうちょっと追い込んだほうが良いという考え方もあるけど、短期完全燃焼ではなく、長く現役を続けるということにこだわっています。短く太くではなく、細く長く。

・自分の感覚では、プログラミングよりお話作りの方が技術的には難しい。文章は誰でも書ける分、技術がぼやけて見える。もしシナリオ専門言語みたいなものがあって、シナリオはそれでしか書けないのだとしたら、もっと簡単に上達できるのだと思う(一方で入り口は狭くなるのかな)。

・演出はなんでもない話を素材にしたほうが鍛錬になりそうです。

20111202

・いよいよメインマシンが調子が悪いので修理に出す。たぶんハードウェアのどこかを交換しないといけないはず。3万円ぐらいでなんとか直らないかな。さっきまでノートパソコンに作業の機能を移す作業をしていました。

・いよいよ12月というか、個人的な貯金もだいぶ減ってきて、あと1年ぐらいしか持たない。なんとでもなると思っているけれど、個人制作に使える時間が減るのは間違いないだろう。そうなっても、個人制作時間の確保を大事としたい。ネタが浮かばない間に仕事をするといった都合の良さがほしい。楽しいし、まだまだ納得いかない。情熱がなくなったらそりゃ辞めるだろうけど、僕の場合、納得いくかいかないかが情熱とイコールな気がします。

・いよいよ物語。今年は実装期間以外は、物語とゲームの組み合わせを試行錯誤していて、たくさん失敗して、完成品はできていないけれど、だいぶ試すことができた。書くことの難しさや技術をたくさん感じた1年だった。お話を作ること。書くことと組み立てること。適切な題材と適切な形態を探した1年とも言える。

・もうちょっと具体的に言うと、自分がどういうものが好きで作ってみたいのか、それとどのくらいの大きさや難しさなら作れるのだろうか、この2つについてあれこれした。今のゲーム、昔のゲーム、ネットのゲーム、小説、探偵小説、技術書、漫画、詩、短歌、ショートショート、昔話、伝説、SFなどを楽しみながら、自分が好きかどうか、作ってみたいかどうか、作れるだろうか、などのアタリをつけていった。遊んでいるだけとも言う。でも、今までこういう風に楽しんでこなかったのだと思った。二十歳ぐらいで作家デビューする人はもうちょっと違った視点で見ているのだろう。

・年齢は気にしない。年齢よりも健康や環境だろう。幸いまだ恵まれているので…。何歳までに諦めろ、などという人は自分にだけ適用してください。

・ゲーム以外の作品を人生で一番体験した一年だったと思う。それに驚くほど面白い作品をたくさんあって、驚いた。今まで知らなかったのだ。膨大な数の作品があって、今も生み出されていて、おそらく多くの人が新しく出たというだけで不当に多くの作品をつかまされていると思う。それでも新しいというのは価値があるし、古いものの平均よりは新しいものの平均が上回ると思う。作り手は古き良きものを探して、しっかり吸収して、新しいものを出せばいいんだと思う。すべてを遊べない人類の代わりに。すべてのエッセンスを楽しませるために。

謝辞
Picnic CSS
T.T
©
Shirado Masafumi