2010/02/12

・恐ろしい夢をみた。内容はとても書けないが、戦争なんかよりもずっと怖い夢、と言ったら伝わるだろうか。同時に私にとって、戦争より怖いものの種類が分かったとも言える。要するに、とてもリアルでまずい状況の夢を見た。やはり夢はシミュレータだ。戦争だって実際に起こったらとても怖いに違いない。ただし、今の日本に生まれ育った私には戦争はリアルなものではない。それより身近なところで破綻する何か、の方がよほど怖いということだ。

・『あぺぽぺ』は今年になって生まれ変わってきている。それは完成させたい気持ち、言い換えると完成させても良いんだという気持ちが出てきたのが一番かもしれない。今までずっと完成させようと思ってやってきたはずだけど、今の状態と比較すると、今までは完成させる気がなかった、と認めざるをえない。仕様が固まったのが大きい。次に個人的なゲームを作るときは、いかにしてこの段階に持ってくれば良いのだろうかと考えてしまう。まだ実装は全然済んでないのに、なぜ私は未来のことを考えてしまうのだろうか。まだ、作りながら考える、というところまではできていない。今回の『あぺぽぺ』は、ただ膨大な時間をかけて、何度も何度も作る前の段階で試行錯誤したにすぎない。

・『あぺぽぺ』の弾み車は回り始めた。このまま一気に完成へと持って行きたい。手に入れたい別の未来も待っている。

・もしかしたら、私は、丁度二個、作るべきものを持っているのが、良いバランスを保てるの状態なのかもしれない。

2010/02/02

『あぺぽぺ』のティザーサイト(告知サイト)が簡単ですが、できました。少しは雰囲気が分かるかと思います。ぜひ! これ→あぺぽぺ

・『あぺぽぺ』はプロットも固まったということで、始めのシーンから順番に、物語に必要な機能をプログラミングしています。プロットに沿った最終的な物語を書くのはその後で良さそう。今、一番必要なのは『あぺぽぺ』というゲームがどんなものなのか、その形を作っていくこと。本来は一番最初にすべきことですが、それを今、ようやくやっているという感じです。失敗ばかりだけれど、その度に、より正しい方法を獲得している気がしています。そろそろ景色が見えてきた。

・あと休日2日ぐらいの作業時間で、ゲームの核となる部分の実装に取り掛かれそうです。ようやくだ。ようやく。随分と時間をかけて、仲間の士気をくじけさせたかもしれないが、ここからどこまで巻き返せるか。楽しみと不安があります。何よりも自分自身に対して、作り手としての姿勢、精神が問われている。表せるか?現せるか?

・と、ここら辺まできたので、時間を集めたい。ネットの時間を減らすべきタイミングかもしれない。ここから『あぺぽぺ』ができあがるまで、mixiとtwitterのアクセスを10%ぐらいに抑えようと思っています。mixiの日記はこの日記を登録したほうが良いかもしれない。コメントもできないし、あまり面白いものではないけれど。twitterもメインアカウントではなく、apepopeにおもにアクセスしよう。こちらはフォローは7人ぐらいだから、そんなに見なくて大丈夫。

・ここまで『あぺぽぺ』が来ているけれど、もう一つ、ゆっくりと植物に関するアプリの制作に入りました。本当は『あぺぽぺ』の後に始める予定だったのですが、グラフィックの方と話が進んだので、発注するところまで進めてみるつもりです。発注は初めてだし、仕事として、個人制作として避けられない事務やコミュニケーションの練習も兼ねています。もちろん相応の報酬もお支払いする。こういう一連の過程に、そろそろ慣れておかないといけない。プログラム的な実装や追加の発注は『あぺぽぺ』が終わった後になると思います。よろしくお願いします。

・人とたくさん話すことで、自分の一般的な評価や、世の中の景気、時代の空気などが分かった気がする。いまをチャンスと捉えている人は思ったよりいなくて、安定と無難を求めている印象。予想と逆だった。もっとも、世の中にはたくさんの人間がいるのだから、じっくり探してみようと思う。もう何人か、たっぷり時間を持った作り手と出会っておきたい。

謝辞
Picnic CSS
T.T
©
Shirado Masafumi