2008/09/13

・『ゲームシナリオライターの仕事』を読みながら『天外魔境Ⅱ』を遊んでみる。 なるほど。

・「シナリオとは構成である」とな。 1語増やして、 「シナリオは構成で、 ものを語る手法である」。 ここからは自分の言葉になるが、 構成という言葉にピンとこない人のために言うならば、 「シナリオは、 受け手に伝わるように語る技術である」。 言い換えると、 「受け手に伝わるように語る技術が、 シナリオである」。 こんなところだろうか。 例えば、 何度もリメイクされる古典の映画を考えてみよう。 それらは同じ物語であるにも関わらず、 随分違った印象を受ける。 それは、 話す内容、 話す順番、 話し方等が違うからだ。 原作の1、 2、 3という話を3、 1、 2の順で語っても良い。 もちろん順番を変えることでどう伝わるかは吟味しなければならない。 そうやってあれこれ考えてできたものがシナリオだ。 シナリオが悪ければ、 いくら俳優の演技がうまくても、 豪華なCGを使っても、 それらが台無しになってしまう。 このイメージができただろうか。

・午後に起きて、 『あぺぽぺ』の背景の手法を研究。 本当は制作の予定であったが、 まだそこまで行けていない。 夜からはceleの新サイト。 こちらは軌道に乗ってきた。 明日(今日になったが)、 プログラム的にはだいたい入るのではなかろうか。 絵はメンバーの力を借りたいが、 貸そうと思うほどの土台になっているかどうか。 WEBを担当していた元メンバーから、 celeのサイトが置かれているスペースの接続パスをもらった。 新サイトを楽しみにしているというが、 アートの視点だと今のサイトの方が上だろう。 新サイトはマンチキンを生かしたコミカルなものになっている。

・今日はそれだけ。 すなわち、 引きこもっているよ。

謝辞
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Shirado Masafumi