2009/04/24

・また仲間が母親の手料理を持ってきてくださった。コロッケと野菜の和え物だろうか。これが薄味でことのほか美味い。外食もコンビニエンスストアのお弁当も、濃くしておけば美味いだろ?みたいな味付けだから、美味さが余計に際立つ。本当に感謝。母親の料理を食べたくもなった。しかし、いかんせん遠いから、それは年末の楽しみにとっておくとしよう。

・以前から作業してもらっていた仲間に加えて、もうひとりの画像データ制作担当も作業に入ってもらった。さっそく作成した画像データを見させていただいて、また興奮してしまった。とても生命感があるのだ。今にも動き出しそうだ。電話越しに感想を伝えていたのだが、私が興奮状態に陥って説明が下手糞になっていたのもあり、部屋に訪れてもらった。こういうとき家が近所なのはとても良い。

・2人の画像データは一目で分かるほどに異なる。それでその2つの個性を画面内で調和させる必要があるのだが、これは私のイメージどおり、いや、良い具合にイメージ以上で、問題はなさそうだ。私がいまいるこの部屋の空間だって、私自身があきらかに浮いている。だから人間とその他のものが絵的に異なっていても問題はないどころか、異なっていないと不自然だ。それが私のリアリティである。ただ、その異形が『あぺぽぺ』では人間に限った話ではないが…。

・この1ヶ月ぐらいの変化だろうが、製作中に頭だけではなく、体が反応するのが常になってきた。体というのは、首から下で下半身より上、つまり胴体にあたる部分だ。ここらへんが反応することは、今までは恋愛をしたときにどきどきしたり会いたいと思う気持ちが強くなりすぎたりしたときぐらいで、今まで殆どなかった。何か、『あぺぽぺ』を開発しながら自分自身をも開発している感覚になっている。当然、開発した(された)からには、テスト、デバッグ、フィードバックを念入りにして、制御できるようにならないといけない。

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Shirado Masafumi