2009/11/30

・もう最後の月がせまっている。この日記をアップロードするころには変わっていそうだ。

・プロットを10人以上の人に見ていただいた。とても感謝しています。ほとんどの方に感想の返信もいただいて、さまざまなことが分かった。伝わった点と伝わっていない点があった。伝わっている中にも、過剰に伝わっている点もあった。過剰な点が全体の印象に影響を与えていた。もちろん、一人ひとりによって、どの点がどう伝わるかは異なる。しかし、明らかに書けていない部分や書きすぎている部分があった。特に、ゲーム内世界の独自の法則、言葉などについて、過小に説明している部分が多かった。また、同じぐらいに書いたと思っていても、理解のしやすさ、しにくさの違いにより、伝わり方に違いがあった。これらは違和感となってストレスになって、作品の質や価値を低下させる。

・要するに、プロットの段階で質が低かったのは明らかで、早期に判明してとても良かった。見せることにしたのは、自分には珍しく良い判断だった。早々とそう言ってしまえるぐらい、色んなことが分かった。たくさんの有効な助言には、何度も感謝します。してもしきれない、とは、まさにこのことだと思った。

・まずさを修正するにあたって、大幅に変える必要があった。どうやって手直ししようかと半日迷ったが、世界観をすべて捨て去るわけではないものの、最初から書き直したほうが早いと判断し、着手した。その際、設定に不備があったのを発見し(危ないところだった)、それを解決するのに1日かかった。それでようやく書き始められる。というのが、昨日の晩の出来事。頭の中で物語の風景を再生しながら、人物の姿や性格を再現し会話させながら、丁寧に表してみようと思っています。これで、物語はできあがる。そうするつもりで書く。絵や音の方が見ても同じ風景が思い浮かべられるような、明確で唯一の物語にする。

謝辞
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Shirado Masafumi