2011/05/18

・NINMARIを何人かの友人に試してみてもらったところ、面白いとかつまらないとかの反応よりも、分かった分からない(伝わった伝わっていない)という反応の方が衝撃的だった。それほど、伝わっていなかったし、正しく理解されなかった。作ったものが伝わらないのはとても悲しいことだと分かった。NINMARIはゲームを作る前の習作でもあったが、貴重な体験ができたと思う。

・作る以上は、きちんと伝えたいと思った。もっとデザインを工夫しなければならないんだろう。機能を作るだけではいけない。デザインはとても広い言葉だが、機能のデザインとサービスのデザインがあるのだと思った。サービスを日本語にするとおもてなしになるだろう。例えば、ゲームデザインは機能のデザインになるし、見栄えや操作の快適さはサービスのデザインになるだろう。

・5月はNINMARIのデザインをやり直している。サービスのデザインの方だ。第一印象や、さっと使ってみた時に、何とか伝わってほしい。友人の助言を元に、作りっぱなしになっていた機能をひとつひとつ点検してみると、おどろくほど分かり辛いことが判明してきた。自分で長く使い続けることの盲点だろう。元が元だが、200%ぐらいは分かりやすくなったと思っている。今月中に正式に出す(ソフトウェア登録サイトに登録する)予定です。

・平行して進めている、次に作るゲームの構想もかなり進んできた。『あぺぽぺ』よりはずっと現実味があって、作れそうな構想になってきた。少しずつ作るのが上手くなってきている。貯金を食いつぶしながら間に合うだろうか。あと1年ぐらいしかない。

謝辞
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Shirado Masafumi