2012/08/17

・記録によると8月5日ぐらいから短編の物語ゲームに再び取り組んだ。それで今日、最初から最後まで物語がうごくものができた。絵とプログラムができている。後は仕上げといったところで、少ない人数ではあるが、友人知人にも見てもらった。つまり、見てもらえるぐらいまとまったものができた。2週間ぐらいで形に持っていけたことになる。意外というか案外というか。もう22日ぐらいのイメージでいた。

・このペースで形にできたのには理由がはっきりしている。詳細で緻密な設定がいらない物語だったこと。空間が小さな密室で、背景の絵がすくなくてすんだこと。他にもあると思うけど、全体的に言えば、限定が上手にできたのだと思う。コンパクトにできた。コンパクトなアイデアがあと10個ぐらい振ってくれればいいのに。自分で探し出せればさらにいい。

・もし2週間にひとつずつ、短編の物語ができあがるなら、とてもいい。半年続けれれば、10作以上できている。10作完成させれれば、自分にも他人にも、何か見えてくるのではないだろうか。なぜコマンド選択ADVなのか?その世界観なのか?絵本みたいなゲームなのか?絵本ではだめなのか?小説ではだめなのか?ゲームらしくしないのか?1つの作品で示すのが難しい気がしている。10つあれば、音楽だとアルバムができるし、絵画だと展示会がひらける。詩なら詩集になる。

・猫の考え方を参考にしている。常に自分に満足していること。変わりがないこと、平穏への満足。満足するという言葉の肯定的な部分。

・絵は結局、『ゆめいろのえのぐ』と『Paint.NET』を併用。背景や大きな絵は前者で、人物の全身はおもに後者で描いた。いつか、他の人に頼んでみたいと思う。お話が認められて、そして場面毎の意図がきちんと伝えられたら。

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Shirado Masafumi