2010/02/12

・恐ろしい夢をみた。内容はとても書けないが、戦争なんかよりもずっと怖い夢、と言ったら伝わるだろうか。同時に私にとって、戦争より怖いものの種類が分かったとも言える。要するに、とてもリアルでまずい状況の夢を見た。やはり夢はシミュレータだ。戦争だって実際に起こったらとても怖いに違いない。ただし、今の日本に生まれ育った私には戦争はリアルなものではない。それより身近なところで破綻する何か、の方がよほど怖いということだ。

・『あぺぽぺ』は今年になって生まれ変わってきている。それは完成させたい気持ち、言い換えると完成させても良いんだという気持ちが出てきたのが一番かもしれない。今までずっと完成させようと思ってやってきたはずだけど、今の状態と比較すると、今までは完成させる気がなかった、と認めざるをえない。仕様が固まったのが大きい。次に個人的なゲームを作るときは、いかにしてこの段階に持ってくれば良いのだろうかと考えてしまう。まだ実装は全然済んでないのに、なぜ私は未来のことを考えてしまうのだろうか。まだ、作りながら考える、というところまではできていない。今回の『あぺぽぺ』は、ただ膨大な時間をかけて、何度も何度も作る前の段階で試行錯誤したにすぎない。

・『あぺぽぺ』の弾み車は回り始めた。このまま一気に完成へと持って行きたい。手に入れたい別の未来も待っている。

・もしかしたら、私は、丁度二個、作るべきものを持っているのが、良いバランスを保てるの状態なのかもしれない。

謝辞
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Shirado Masafumi