2008/06/23

・昨晩遊びすぎて、 まったく作業ができなかったという1日。 遊園地に行く予定も予定通りキャンセルになった。 その代わり、 いまから作ろうとしている『アペポペ』に関する理解(イメージ)が深まった。 総合的に有意義な1日だったといえる。

・『富の未来』が面白い。 本書で言う「基礎的条件の深部」の視点で見ると、 時代がものすごい勢いで変化していると感じられる、 現在の変化の中身が少し分かった。 なるほどと言う感じ。 役には立たない本かもしれないが、 基礎とか未来とか、 私の好きな視点で富を中心に様々な事象を紹介している。 確かに変化を先読みできれば、 富(例えば儲かるビジネス)を作れるだろう。 100%当たる馬券を探すぐらいに困難であるが。

・『アペポペ』は基礎にこだわって作りたい。 基礎以外のものをできるだけ作らない(欲張ると時間が足りないからだ)。 それも、 基礎ですら、 完璧な基礎ではなくて、 実験段階の基礎、 仮定で良い。 最初の段階、 つまり原始的なプログラムによるゲーム的表現を作りたい。

・XMLパーサにどれを使おうか検討している。 xereces-c++が妥当そうだが、 多機能すぎるのが気になるのと、 ライセンス云々が分かりづらくて困る。 これに限らずライセンス問題は複雑怪奇だ。 もっともそれが嫌なら自分ですべて実装すればよいが、 それは時間的に不可能だ。 大事なのは、 XMLパーサを作るのが目的ではないということである。

・コピーライトに対してコピーレフトという考え方は理にかなってはいるが、 使いづらい。 大げさに言えば、 私は道具を作りたいのではなく、 独創的な作品を作ろうとしているからだ。 ソースコードを全て見せるのは、 看護婦さんに尻を突き出して座薬を乞う恥ずかしさとは比べ物にならない。 生まれてから今までの全ての時間がデジタルに記録されていて、 他人に自由に見られるのと同じぐらいだ。

・科学者になる才能はないだろうが、 科学的な態度は好きだからそうでありたい。 真実を想像し、 疑い、 確かめて、 追求する、 そして間違いを認める態度だ。

・日記の分量が増えてきた。 これは自分の状態と関連性があるのだろうか。

謝辞
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Shirado Masafumi