2008/08/04

・『クミとクマ』。 クマの口調と喋りの内容がブラザーとかぶって可笑しい。 モデルなのかと思ってしまうくらい。 それはさておき楽しい。 イベントが丁寧に作られている感じだなあ。 本イベントとは関係のない台詞やメッセージがひとつひとつ丹念に作られている印象。 こういう手抜かりなしが質の高さを生むんだな。

・シューマイさんにふられた。 書きたいことは山のようにあるが、 根っこの部分を書くと、 真剣に付き合ったので後悔はなく、 数えてみると22ヶ月程度の期間は、短いようで短くなく、貴重で有難かった。

・色々なことを感じたし、 また、 考えた。 そして、 それを反映していって、 さらに良い関係を目指そうとした。 それでも駄目だったのだということ。 いや、 二人にとってはそれが駄目だったのかもしれない。 まず、 目指す場所が違ったし、 目指せなかった、 ということ。 良を目指す人間と最良を目指す人間との違いは明らかだった。 現在を優先する人間と未来を優先する人間の違いも明らかだった。 良が具体的に何であるかとか、 最良が何であるかとかはあまり関係がない。 現在や未来の中身を問うのも意味が分散して、中心から遠ざかる。 根本的な考え方の違いだ。

・しかし、 根本的な考え方が違いさえ、 私は問題どころか価値だと思っていたし、 そのように付き合えた。 お互いの考え方が違うのを刺激にすれば良いのだし、 楽しめば、 幸せに感じれば良いのだから。 嫌であればそう伝えたら良いし、 直してほしいのならそう伝えればよいではないか。 もちろん一度で直るのを期待するのは間違いだ。いままでずっとそうやって生きてきたのだから。 ただ、問題を解決する能力、 すなわち理解する能力と伝える能力が前提だ。 それさえできれば十分に上手くやれると私は思う。 自然で対等な関係だと考えている。 豊かで自由と言うものではないのか。 ここの部分について、 感情的にでも良いから、 なんとなくでも良いから伝われば、 きっと上手くいくと信じていた。 もちろん今でも。 しかし、 残念ながら伝わらなかった。 私の理解力、 説明能力、 コミュニケーション能力が明らかに足りなかった。 あるいは伝わった上で、 本当の本当に彼女がそれは間違いと感じるか考えるかしていた。 そのどちらかが決定的だった。

・諦めたら終わりだし、 後はだめになっていくだけだった。 0になった気持ちはどんな論理や感情を持ってしても動かなかった。 動かせない、 そして、 もう動かそうとすべきでないことが分かった時点で納得した。 ほとんどの人にとって気持ちに理由はない。

気持ち。なんと美しくつまらないものだろう。

・無論落ち込んだ。doping pandaをいうアーティストを知って、それが爽やかでちょうど良かった。B-Dashに近い聞き心地がした。『Transient Happiness』は良い曲だ。 ただ私は「儚い幸せ」というのは矛盾していると考える。

・作業が早くできるのは良いことだが、 そうすべき作業と時間をかけて良い作業とがあるように感じる。 ルーチンワークは手早く作り、 固有の表現には時間をかけたい。

謝辞
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Shirado Masafumi