2009/01/10

・静かなパソコンで作業をする。 空間が無音である。 ある空間にぽつんと1人置かれた状況。 これは集中できる。こういう空間がほしかったのだ。今の部屋でもパソコンひとつでここまで変化するとは。 やる気も断然でてきました。 体と空間と時間を整えることでもっと良くなりそうだ。 『あぺぽぺ』は少し停滞していたけれど、 再開だ。 改めて物語を少し書く。 ワイドモニターが来たのでワイドモニターにも対応させることにした。 ワイドモニターに対応させる方法について、ネットを調べると、 プログラミングで対応する情報がとても少ない。 もしくは、 私の知識、 能力が不足しているせいで見つからないのかもしれない。 グラフィックカードで対応できるのもあるけど、私の作品はそのような操作を苦にしない人だけが対象ではない。だから作り手側であらかじめ対応しておきたい。

・しばらくさがして、 新坂さんの『アスペクト比を固定したまま画面を拡大するツール』を発見、 使わせていただく。 最終的にはこれでうまく行ったが、 すぐには動かなかった。 しかも、 DLLであったので、 どういうしくみかまったく分からない。 幸い、 新坂氏が自ら解説してくださっているページを発見。 どうやらDXUTがDirect3DCreate9()を分捕っていて、アドレスがうまくフックできていなかった模様。 おそらく解説ページを読まなければ解決できなかっただろう。 コンピュータの低レベルな部分にアクセスして自由自在に扱うプログラムは自分には全然組めない。 新年早々、 未熟すぎて泣けてきます。

・taishinさんが音を作ってくれているので、 もっと音を生かした作品にしたいと思って音回りも調べはじめました。 しかし、 いかんせん、 音が波のデータ、 すなわち波形データの集まりでなりたっていて、 それらは数値の集まりである、 というぐらいしか知識が無い。 仕事では普通に音を鳴らしているけど、 しくみをまったく知らずして鳴らしているのである。 恐ろしい。

・まず、 音に反応して絵を動かしたいと思った。 リアルタイムに音のデータが取れればできそうだが、 その方法が分からず、 可能かどうかも分からなかった。 とっかかりもなく、 手詰まりになり、 mixiで質問させていただいた。 丁寧な回答とおろかな質問をなんどか往復させて、 できそうだと判断。 できないわけがないと思っていたけど、 知識と理解がないから、 まったく自信がなかったです。 教えてくれた方のおかげで道が見えてきました。 また、 その方の作成されたツールと、 ありがたいことにそのソースコードまで見せてもらった。 ああ、 レベルが全然違うな、 という印象。 コーディング速度が違うとひとめで分かりました。 ばりばり作れる人なのだろう。

・そして数学臭がぷんぷんしました。 これはプログラムというより計算式だ(コンピュータにおけるプログラムは計算そのものですよ)。 数値が小説家にとっての文章や、 画家にとっての絵みたいにイメージできるのだろう。 数学に関しては、 赤ちゃんと巨人ぐらいの差を感じた。 mixiで私の紹介文に数学ができると書いてくれた方がいて、 うれしいけど、 とても恥ずかしい気持ちではないか。 でも彼女には私は数学ができるように見えるのだろう。 それもまた間違ってはいない。 何で人間と人間はこんなに違うのだろう。 面白いよね。

・『あぺぽぺ』は音と文が中心になりそうです。

・それにしても日記って簡単に書けるから、つい書きすぎてしまう。 自分が体験したり思ったことだから当たり前であろうか。 ほとんど手が止まらない。 このくらいの速度で小説やシナリオが書けて、 面白ければ、 プロとして飯が食えるのだろう。

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Shirado Masafumi