2011/11/24

・ボランティアのイベントも成功裏に終わったところでセーブする。

・ボランティア活動では、子供、老人、高校生や先生など、これまで接することの少なかった人たちとの交流があって、閉じかけた世界を広げなおしてくれる。原点を思い出すし、比較することで自分の位置が浮き彫りになる。

・子供たちの遊び方はダイナミックかつスピードに溢れていて刺激的だ。時速200キロの車を追うようなもので、付いていくのが精一杯。竹ひとつやシャボン玉ひとつで遊びが成立する。次々とルールが生まれては消える。遊びは変化し続けて、文字通りシャボン玉や竹は遊び尽くされる。新しい遊びの仮説や試みにためらいがない。その場で思いつき実行される。僕にできることと言えば、そのインスピレーションを肯定し、助けることだけだ。そうして、彼らのダイナミックとスピード感を持ち帰った。

・ルールを守ることと、ルールを変えること。この2つはしばしば衝突する。ぶつかった結果、著しくパフォーマンスが低下する。子供たちの遊びは実にパフォーマンスが高いが、例えばゲーム開発のようにもっと複雑なものを作ろうとすると、そのままでは必ずしも上手くいかない。しかし、大人はここで守る側に一気に振れてしまう。保守によってパフォーマンスを出し、結果を間に合わせる。何かを制作するときに、もう少し子供のバランスを持ち込みたいな、と思ったのでした。

・前回の日記から二十日経って、まだ短い物語はできていない。残り時間的には、少し焦る。一日一プロット、みたいな目標だったのだが、二日に一回というペース。プロットに慣れてきた感覚はあります。設定も少し慣れてきたし、残りは人物やその関係、そして執筆、書き上げること。時間はかかっているけど、一作ではなくて、多作なのだから、これで正しい。一作ずつ完成させていくのがもっと正しいのだけど、僕みたいな甘い人間には少し難しいのかな。より甘い道を選択して、自分を誘導する。もともとの楽観がさらに楽観的になってきた。なんかできそうだ。

・プログラミングのhello worldに相当する物語ってなんだろう。ショートショートとか4コマ漫画になるのかな。水面下で考えること。

謝辞
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Shirado Masafumi