2016/04/17

・前回の日記を確認する。3ヶ月が過ぎたようだ。日記を書いていないなとは思っていたが、後回しにしてしまった。いま回ってきた。何が書けるだろうか。

・手帳収集プロジェクトは手帳類とその名を更新した。手帳類のウェブサイトも作った。ゲーム制作はおろそかになっているが、手帳類の方は進み続けている。満足しかけては新たな道が見える/もっと進めそうだ、を何度か繰り返している。行けるところまで行ってみる、という体験をしたい。

・人間関係も変化している。プライベートな繋がりが新たにできてきた。これによってTwitterやfacebookといったパブリックな空間での発言が減っている。時間的に減らさざるをえないのと、この際だから減らしてしまおうという気持ちの両方とがある。繋がっていない時間を持ちたいと思うようになってきていたのだ。この日記はオンラインにしては繋がっていない日記だ。誰が読んでいるのかも、もはや定かではない。宇宙空間でポツンと書いているような気持ちさえある。それが心地よい。

・どうやったら、さまざまなたがを最大限外して書けるだろうか。ここでは比較的書けているが、文体にはまだ納得がいっていない。もっとしっくりくるものがあるはずだ。もし、最大限解放されて書いているならば、こんなに間をあけたら書きたいことが洪水のように押し寄せてくるはずである。時間あたりに書ける文字数が限りなくキーボードの入力速度に近づいていく。

・先日、知人がメジャーな小説の大賞を取ったが、彼は1時間に3000字書けると聞いた。森博嗣の5000字だか6000字だかは異常な気もしたが、その友人も僕よりは2倍速い。基礎体力が違うなと感じた。筋力のトレーニングも必要だろうが、文字入力の筋力もトレーニングしたいところだ。加えて孤独に考えてそれを外に出すトレーニングと。脳もまだ肉体であるというのを最近読む本で目にする機会が増えている。これには納得がいく。

・15分で1000時程度書けそうなので、この日記はここまでにしよう。書いている時は何も考えずに書いている。次々にキーボードに任せて出てくることを書き留めている。もちろんこの行の入力の瞬間もそうだ。考えていないようで、考えている。練習で行ったことが試合でも発揮できるように。練習は考えること。試合は書くこと。じっくり考えて書いているわけではないが、それでもでてきたこの日記の内容はそれなりに僕の今を出力しているのだろう。それは夢に似ている。思考や経験の整理をしている。いま、されている。