2008/06/21

部屋のチェアを買う。 ようやくと言ってよい。 届くのに3週間近くかかるだろう。 背が低いのもあってgiroflex33にした。 武蔵小山の「家具みる?」で実物に座らせてもらった。 他にも新品、 オカムラやイトーキの中古など、 たくさんチェアがあり、 WEB販売が中心のお店なのかは分からないが、 広いフロアにお客は私ひとりであったので、 思う存分試し座りができた。 嬉しい体験であった。 色々な座り心地があった。 高級なチェアになるほど、 基礎的な座り心地のほか、 調節機能が優れていくようだ。 giroflexは価格の割りに高級な機能を持つ、 という位置づけであろうか。 私は、 WEBの情報に加えて、 座り心地や座面の高さ、 椅子全体の大きさ(部屋が狭いから小さいほうが良かった)、 見た目などを重視して選んだ。

・皮張りか布張りで悩んで、 結局は布張りにした。 そもそも、 長時間のパソコン作業で疲れない、 というのが一番の基準であった。 皮の方が堅いので長時間の作業に向いているという話と、 皮は蒸れるので長時間の作業に向いていないという話があって、 どちらも一長一短であるような気がした。 また、 カラーリングは皮のほうに好みの色があり、 値段は布の方が安かった。 最終的に、 会社のオカムラチェアが布張りで特に問題がないという体験を重視し、 布を選んだ次第。 会社が布だから家は皮にして差別化を図る考えもあったのだが・・・。 これにより、 家で作業しても、 会社のチェアと同じぐらいの負荷になってくれると期待する。

・一点だけ、 giroflexの寸法はカタログどおりでない気がする。 例えば33と64の座面は2センチ(20ミリ)違うが、 並べてみるとまったく同じ座高に見えた。 お店の方にも質問して2人で測ってみたが、 どうも一致しない。 計測場所が違ったかもしれないが、 そんな分かりづらい場所が基準だとしたらそれも問題だ。 試供品である可能性を考えたが、 お店で視座できたチェアは正規商品とのこと。 とはいえ、 それを置いといても買うぐらい気に入ったのであるが・・・。 座面の一番低いところで使おうとしている人は、 念のために確認したほうが良いかもしれない。 ネットにそういう話が無いので、 実際は問題はないのだと思うけれど、 誰もが気づいていない可能性も0ではないと思い、 記しておく。

・左手が無理なキーをたびたび押しているのを確認した。 小指で右下のCtrlを押しながら、 人差し指でAのキーを押していた。 かなり手首のねじれる、 負荷のある動きだ。 他にも左端のほうのキーを左手の人差し指や中指あたりで押しにいく癖があるようだ。 手首が不自然に曲がってしまい、 これを繰り返すことで痛めてしまったのだろう。 入力速度は少し落ちても、 癖を修正しておきたい。

・武蔵小山に向かう途中『アペポペ』の新たな発想が浮かんできた。 私にとって電車の中は発想が浮かびやすい場所なのかもしれない。 よくそう感じる。 この発想のおかげで、 紙芝居ゲームよりもう少しゲームらしいゲームになる可能性がでてきた。 発想とは言っても、 オリジナルでもすごいものでもない。 いままで経験してきた中から、 価値が高いと思うもの、 現してみたいもの、 伝えてみたいものをピックアップして詰め込むだけだ。 広義ではパクリと言える。 パクリは格好悪いが、 でもまずはそこからだろう。 守破離という言葉もある。

・外出してエネルギーを使ったのもあり、 家での作業はXPのSP3とFirefoxのインストールを行う。 インストール後、 パソコンの動作が違っていたが、 一度に複数の変更を行ったためにどちらが原因か分からない。 私は馬鹿だ。

2008/06/22

・firefox3になって2ちゃんねるの表示速度が格段に上がったと感じる。

・オランダ対ロシア。 スレ題に結果を書かない配慮はされているが、 スレの伸び具合で結果が予想できてしまった。 サッカーも分からないものであるな。

・私的な時間を使って作るのだから、 いくらでも考えて悩むことができる。 雨の日だし、 作らず、 作りたいものを想像するのも良いかもしれない。 作りながら見えてくるものもあるけど、 それでは行き当たりばったりだし、 そうするにしてもぶれない根幹がないと作る意味があまり無い。 おぼろげに見えているけど、 まだ表現したいものの正体が見えていない。 見えそうな気はしている。 だから、 見なければならない。 それがつまらなくても良いではないか。

・やはり、 手首に負荷をかけるキーボード操作をしているなあ。 手首を固定したまま、 指を伸ばして遠くのキーを打ちに行っている。

・ブラザーが電話をくれたので話した。 オフの日にシューマイさん以外の友人と話すのは久しぶりであるような気がして(実際は違うのだろうが)、 ありがたい気持ちがした。 話が通じる人間との会話は良いものだ。多分、そういった人間との会話がひさしぶりだったのだろう。冗談などは一切必要なく、過剰な要素の少ない、面白おかしく話さなくても楽しい類の会話である。 近場にいれば会って話がしたいものだ。 時間をどこかに作ろう。 『アペポペ』を酒の肴にできたら最高であるなあ。

・STLではないテンプレートに手を出した。 今だからかもしれないが、 数年前に存在を知ったときの複雑怪奇な印象は無かった。 おそらくテンプレートの旨みを少しでも知ったというのが大きいのだろう。

2008/06/17

・現在のイラン情勢について興味がわいたが、 情報が案外と少なかった。 2ちゃんねるでさえもあまり盛り上がっていないのが驚いた。 ニュース速報+あたりで勢いのあるスレッドを読みたかったが、 盛り上がっているのは自己負担に関するもので少し残念だった。 2ちゃんねるは面白いが、 重箱の隅をつつく展開が多すぎる。 世界がどう動いているのかについて、 闊達な議論があれば嬉しいが、 そうしたら毎日どっぷりと見すぎてしまうだろう。

2008/06/19

・平日ではあるが完全なオフの1日。 海に連れて行ってもらった。 車で1時間ぐらいの近場ではあるが、 人もいないし、 海も綺麗で、 貝や魚も取れる。 リゾートは案外近くにあるのだなあ。 案内人のマスターがモリで魚を獲り、 その場でさばいて刺身にして食わせてもらった。 アラの部分は鍋にいれ、 火を起こた。 コンロは石と木で即席に

作られた。

・昔、 父親に連れられて同じような体験を何度かしたのを思い出す。 そのときと違うのは、 人間関係と、 酒が美味しいぐらいだ。 それ以外、 自然と過ごす能力はまったく変わっていなかった。 あのとき父は「やりかたを覚えるように」、 と言ったが私はそれを守らなかった。 その結果、 シューマイさんに良いところを見せられなく格好悪かったが、 それが自分の選択だ。 悔しければ、 学びなおせば良い。 守らなかっただけで、 手ほどきは受けている。 この差は大きい。 父親の言うとおりであったし、 感謝の気持ちがある。 父の日が何日か前にあった。

・それにしても感覚はさっぱりと言ってよいほど忘れていた。 釣りなんて10代の頃はたくさんした。 よほど受身に楽しんでいたか、 加えていまの私が採用している姿勢、 すなわち「全てのものを初めて見るように見ること」の影響もあるかもしれない。 おかげで、 恥はかいたが、 まっさらに楽しかった。

・楽しくて熱が出た。 体力の不足からくる過剰な運動と体験が原因だろう。 このくらいは熱が出ないように楽しめる体力がほしいものだ。

2008/06/20

・pragma warningで消すべきでない警告の除去作業。 警告レベル最大(4)でデバッグ/リリースともに警告が0になった。 気持ちが良い。 ビルド時間は0:11(プリコンパイル済みヘッダー使用)。

・自分用コーディング標準をそろそろまとめるのも良いだろう。 第何版目かな。標準と言う意識がなかったので、以前の慣習が文章などに残っていないのが残念だ。以前の方が良い習慣である可能性は少なくても1%以下だけれど。

・命名規則は、 メンバ関数名をローワキャメルにするかアッパーキャメルにするかが最後まで迷ったが、 ローワにすることにした。 上手く説明できず、 あいまいな部分が残るが、 定義に含まれるもの(メンバ)という点で変数に近いと考えた。 会社ではアッパーだが、 次のプロジェクトまで我慢しよう。 いやまだだ、 アッパーも良く思えてきた。 変数と似ているのなら、 違いを目立たせるために別のキャメルを採用する考えもある。

・クラス定義レイアウトが一番決めるのに時間がかかりそうだ。 いかに今まで適当にコードを書いていたかが分かる。 随分と一貫性のないレイアウトになっていただろう。 それが複雑を招くというのに。

2008/06/16

・怪しかった手首の痛みは引いている。 たまたま寝違えでもしたのだろうか。 しかし、 部位が部位だけに、 油断はならない。 警戒して防げるようなものだといいけど。 健康は大事である。

2008/06/18

・体と心の瞬発力と持久力を両方上げたい。

・体と心を心体と書こうとしたら身体であった。 心技体はある。

・夢の中の登場人物を、 夢から覚めて思い起こしてみると、 私がレギュラーと呼んでいるわりと決まった人物であることが多い。 レギュラーは10~20人程度であろうか。 中学校の同級生であったり仕事の上司であったりする。 思うに、 これだけの人物で、 いまのところの人生で体験した人間のキャラクターの大体を網羅できているのではないだろうか。 道理で新しい人間に会っても、 どこかで知っていると思うわけだ。 出会った人数はともかく、 バリエーションは普通だと思っているけど、 どこかで狭いのではと思う。 例えば日本国外へ出たら、 まったく新しいタイプの人間がごろごろしているのであろうか。

・私の夢は不安をまめに上演する。

2008/06/15

・第一水準文字までのフォントを画像化して高速に描画できるようにした。 かつレンダリングパイプラインに渡すので色々適用できる。 色々なフォントの色々なサイズを持たせいがさすがにメモリを食うので、 上手いこと管理する必要があるか。 ちなみに、 アルファチャンネルつきの画像を保存したかったのでD3DXSaveTextureToFileを使った。 D3DXSaveSurfaceToFileでも出力できたかもしれないが、 サーフェイスが半透明というのは変な気持ちがした。

・昨晩は6時間ぐらい作業をしたか。 日中に動ければ良かったが、 動き出しが遅い。 その分、 翌朝が遅くなってしまう。 合計12時間は作業をしたいし、 集中が続けば15時間ぐらい作業したい。 一週間に20時間の作業が目標。 平日1~2時間。 休日6~9時間できれば可能な数字だ。 休日はついやりすぎてしまって、 疲れ過ぎたり腰や目などを痛めてしまうので、 間に適度な休憩や生活を挟んで制御したい。 何度も書いているが、 毎度できてないからだし、 書くたびに考え方は洗練されているはずである。 これを呪文のように唱える。

・父の日に本を送る。 しかし、 今日送ったので届くのは二日後だ。 日付を勘違いしていた。

・近所のお好み焼き屋さんの店長に海に連れて行ってもらう。 外出はあまりしないし、 人との関わりも多くないので鈍っている。 色々な意味で事故のないように、 まっとうに楽しめたらいい。

・JRA-VAN Data Labを停止した。 使えると分かったので、 『apepope』ができたら、 次の候補として馬券ソフトの制作もある。 同時進行は無理だろうと思っていたにも関わらず、 随分長い間停止しなかったから損をした。 2000×6円は損失があった。 本が数冊買える値段である。 私には小さい額ではない。

・数学の単純さに驚いた。 しかし、 その単純さは深い理解を求めるし、 積み重ねて応用できなければ実用できない。

・『不道徳教育』は自分の主義にとても近かった。 そうか、 一言で言えば自由原理主義(リバタリアン)というのか。 しかし、 今世の中にいる全ての人間に適用できる気がしない。 多くの人は奴隷になりたがっている。

・『詭弁のガイドライン』を読んだ。 なかなか参考になった。 意図的な詭弁と非意図的な詭弁とがあって、 後者に私はなっていそうだから注意しなければ。

http://ton.2ch.net/gline/kako/1028/10288/1028811653.html

2008/06/12

・どんなに批判されても(たとえ親しい人であっても)納得できる作品を作るだろう。

・納得できる作品と言えば、 『迷宮倶楽部』の『聖徳太子のパズル』の発売が延期になったのは残念だ。 しかし、 その分、 期待もできるだろう。

・吉祥寺の古本屋に、 内田百間についての解説本があったので購入した。 構成や発想にとても興味がある。 まともに答えていない段階で本を買ってしまうのは、 答え合わせのようで少し面白くないが、 我慢できなかった。

2008/06/14

・とうとうあの腱鞘炎になってしまったかもしれない。 慢性化する前になんとかしたい。 パソコンを使う人間にはもっとも怖い病気のひとつだ。 さてどうなるだろうか。

2008/06/05

・久保がゴールした。 宝物がひとつ増えたような気分だ。 異質で、 かつ上質なプレーを見せてくれるサッカー選手は世界を見渡してもそんなに多くはいない。

・久保は一言で言えば天才なのだが、 一言だと他に形容された天才(ただの強調表現、 あるいは強調すべきでないときにさえ用いられる)と区別がつかない。 強調の言葉は乱用されるから使いづらい。 理想を言えばもっと厳密に言葉を使ってほしいものだ。 もちろん私がそこまで上手に扱えないけれど、 上達できるように訓練はしている。

2008/06/06

・ヒュームではないが、 数学ぐらいしか、 そのまま受け取って良い記述がない(数学でさえも覆る可能性はあるが)。 表現がオーバーであったり、 恣意的であったり、 悪意がこめられたりしているからだ。 歴史などどれくらい信用できるだろうか。 国語を用いたものであれば、 哲学が言葉を偽り無く組み合わせていると言える。 論理的な矛盾は含まれているが、 言葉の意味を捻じ曲げて使っているわけではない。 プログラムで言えばコンパイルエラーであって、 実行時エラーではないということだ。 あいまいな変数にあいまいなデータを突っ込まないように注意されている。

2008/06/08

・フォントを探しつかれた。 4時間ぐらい探した。 でも優れたフリーフォントが予想を超えてたくさんあった。 以前探したときは『みかちゃんフォント』他、 数点しか見つからなかったが、 探し方が悪かっただけであろうか。 10品は使えるものがあった。 ゲームで使うとなると拡縮や回転などを行うわけで、 すなわち原型をとどめないのだから、 許諾的にグレーなのは使用をやめて、 明確に使って良い物を使おう。 それでもまだ選択肢が残るのがありがたいし、 あわよくば複数のフォントで画面を作ることもできるわけだ。 楽しくなってきた。

・フォント画像出力プログラムを作り、 さっそくダウンロードさせて頂いたフォントをチェック。 20ポイント程度で第一水準文字までなら512*512の画像8枚に収まる。 同時に持ってもいまどきの環境なら問題ないはずだ。 いやはや有難い。 『apepope』はフォント制作者の方に使われて良かったと思える作品にしたいものだ。 謝辞の演出もいれよう。

2008/06/04

・弁髪がなくなったのに職場の反応が無いところを見ると、 もしかして誰も気がついていないのだろうか。 興味が薄いのか影が薄いのか。 少し寂しい。

・ひらしょーさんは毎日日記を更新するから偉い。 チェックしたくもなる。 他には森博嗣さんのサイトもあるが、 あちらは仕事で書いているのだからなあ。 年に900万とのこと。 それだけで私の年収は軽く超えている。 それだけの価値があるというわけだ。

・『朝ゲイツ』は肖像権を侵害するので『朝トモ』に作り変えよう。 トモは馬の尻である。

・肉体の死と精神の死とがある。 肉体が死んだら精神も死ぬ。 肉体が生きていても精神が死んでいることもあるのではないだろうか。

・死ぬな。 生きろ。

・精神が生きている状態とは、 自分を大事にするということだ。 さもなくば死ぬ。

・中学校時代の同級生にモデルフォーマットの解析をしろと言われた。 面倒なのでやりたくないが、 彼らは陸上部だし勉強は嫌いなので、 私が嫌々やるしかないのではと思った。(夢)

・XXXの園を思い出した。 あそこはどういう施設だったのだろう。 孤児院の要素があるのは確実だが、 それ以上は知らなかった。 同園で生活している生徒を四人ぐらいしっていたが、 みなそれぞれ性格が分かりやすく違っていたので、 施設の生活をあまり想像できなかった。 試験の点数を取れないというのが共通点だったが、 みな、 よく遊んでいたのかもしれない。 学校は同じところだし、 私は家では特に勉強していないのだから、 施設にいるから試験で点数が取れないとは考えにくい。 おそらくたまたまだろう。 風の便りでそのうち2人は結婚したそうだ。

2008/06/01

・弁髪終了。 最期はちょっとした手違いであった。 何人か見せようと思っていた友人に見せれなかったのもあり、 名残惜しい気持ちもしたが、 それぐらいがちょうど良いのかもしれない。 2ヶ月の間十分に楽しめた。 断髪式もできないならできないなりに、 ネタにできる。

・AppWizardからDXUTに変更。 フルスクリーンとウィンドウの切り替えはこれで解決した様子。 だが、 フルスクリーン時から復帰したときにClanchのエッジファンクションが起動してしまい、 とてもうっとおしい。 どうも戻るときにカーソルが右下に行くか、 あるいはそれに似た動作をしているらしい。 Clanchの設定を変えれば(エッジファンクションの無効、 またはウィンドウ表示遅延時間の調整)解決はするのだが、 面白くない。 3時間ぐらい色々粘るも解決できず。 悔しいなあ。 徹夜が明けて9時になってしまったか。 寝る。

2008/05/26

・プログラミングを作るためのプログラミングをやっている。 2日使っても作品らしいものは何一つ現れない。 ゲームプログラムの全体が(つたないものにせよ)おおよそ見えているからこそ、 このような開発工程が取れる。 走破距離の分からぬマラソンなどできる人間ではない。 1.5キロでも十分に苦しいというのに。 ただ、 マラソンと違うのは、 途中からお楽しみが待っているということ。 そういう意味では、 以前一度書いたかもしれないが、 登山に近い。 良い景色が現れたり、 珍しい生物を発見できたりする。

・個人用のコーディング規則ができてきた。 今までで一番まともだ。 またどうせすぐ書き直したくなるのかな。

・この文章を書いているぐらいの速度で、 プログラミングできたり、 アイデアが浮かんでくればいいのに。 一応作るゲームの構想はあるが、 他人に評価されるイメージがまるでない。 『apepope』という作品になるのだが、 他人の評価へのイメージと自分の満足できるものとの闘いだ。 どうしてこんなにセンスがないのだろうか。 でも表現はしたい。 自分にたいしてやれやれだ。 こんな手ごたえで独立しようなど、 阿呆にもほどがある。 だが、 あきらめてはない。 今回が試金石だ。

2008/05/31

・全部決めてから動くのでは遅すぎる。 時期的な早い遅いではなく、 時間的な早い遅い。 発想を得ては捨てての繰り返しになっている。 メモ書きがノート100枚を超えてきただろうか。 収集がつかなくなっている。 完璧に決めたら、 作り出しても決めたとおり作りつづけられるだろうか。 途中でもっと良い発想が浮かぶならば、 作るのも平行に行ったほうが良い。 が、 まるで発想がまとまっていない状態では、 どう転んでも使うプログラム以外、 作っても無駄である。 そうやって使わないプログラムをたくさん書いてしまった。 プログラミングも楽しいが、 最終的に表現したいのはプログラムのコードではなく、 プログラムによって作り出される世界だ。

・『QTTabBar』でタブ表示を使うと、 あるタブを開いたときの標準の「戻る」が前に開いたタブに行ってしまい、 使い勝手が悪かったので、 標準の「戻る」ボタンを表示しないようにした。 ずいぶんとすっきりした。 半年ぐらい小さなストレスをためてしまったか。

2008/05/27

・日記を考えたり、 複利的に己を見返すとなどといった、 日々の反省にあてる時間の分を制作に費やせば、 出力は増えるが、 成長は遅くなっているような感覚がある。 これは完全にトレードオフの関係なのであろうか。

・ゲームセンターの『ギターフリークス』が面白かった。 ドラムと連動できるのが良い。 後はベースとボーカル?『バンドブラザース(正確なタイトル失念』も近い面白さが得られるかな。生楽器を以前より少しだけやってみたくなった。

2008/05/25

・ここ2ヶ月ぐらいであろうか、 休みの日はできるだけ人と会わないようにして、 プログラミングをしている。 一日がまるまる割り当てられる。 48時間のブロックである。 断片的でないので、 いつご飯を食べても、 いつ寝ても、 いつ作業をしても良い。 配分を私が好き勝手に決められる。 すなわち自由だ。 ずっと望んでいたようなものを土日に限ってではあるが、 手にしたことになる。

・さて、 実際にそのような時間を扱ってみて、 勉強にはなっているし、 形になってくるから、 嬉しいのは嬉しいが、 それと同等かそれ以上に孤独感がある。 グラフは常に一定で、 嬉しさや悲しさも少ない升目の範囲にプロットできる気がする。 会社を辞めて一人で作ってみようと強く考えたことがあったが、 そのときはここまでの孤独を予想できていなかった。 仮にこれが500時間ぐらいのブロックであったら、 どれだけ自由で、 また自由過ぎるのであろうか。 有効に活用できるだろうか。 今の感覚だと心もとない。 だが、 いつか、 そのような時間を手にしてみたいと思う。 それにはサイズの大きな、 勉強したいものや表現したいものが必須だ。 大きな目的がなければ、 そのような時間は必要ないと、 今の感覚では思う。

・新しい作品に取り掛かった。 ウォーミングアップは済んだので、 今度はより作品らしいものを作る。 無難なものを作るのと違って、 己の感性や論理をほぼそのまま差し出す形に近づけるので、 評価が怖い。 良い評価はされたいし、 自己満足とそのために作るのだろうから(本当の理由は私にも分からないけれど)。 どこまで臆病な人間であろうか。 まるで自信が無い。 ということは、 いままで自分を他人に直に見せていなかったのかもしれない。 案外と協調性が高かったわけだ。

・向き合うと色々なものが見えてくるなあ。 これも時間のなせる技であるか。