2007/11/21

秋の日差しが西日のような暑さだった。 でもそれも終わりそうだ。

データベース、 というSQLの価値が初めて分かった。 わざわざSQLなんぞ使わなくてもforでまわして調べて該当データを引っこ抜けばよいではないかと、 恥ずかしながら思っていた。 そのデータの塊がたとえば1GBあるならメモリで持つのか、 という話なのだなあ。

ゲームでSQLを使う場合、 サーバ側ではそりゃ使っているが、 クライアントで使うのはどうだろうとふと思ったものの、 さりとて仮に面白いアイデアがあったとして、 SQLのインストールや設定を強いるのはさすがにできないところか。 MySQL入れるの、 結構苦戦したぜ。

夢の中での行動力が上がってきた。 現実との相関関係はあるのか。

2007/11/22

PBはSNSの日記に書いたらすっきりして書くことが一気になくなったようだ。

自分の作業の中で資産になる確率がもっとも低い日記に一日の出力を突っ込みすぎると良くない。 しかし、 日記やノートは向上を積み重ねるのに重要な作業ではある。 バランスが大事だということ。

自作ゲーム第一弾の内容がほぼ決った。 簡単を最優先した。 面白さが簡単に作れるという意味ではない。 仕事を引いた時間で、 作れるものからはじめようという姿勢による。

今回はグラフィックも自作する。 信用がないからだ。 まだ人に頼むのは早い。 ウェブで落とした画像をトレースでドット化にすればまともに見えるかと思ったが、 自分のセンスを過大評価していた。 ぜんぜん話にならない。 おかげでフォトショップのスキルが0.1向上した。 違う方法を実践しよう。 画像をそのままつかうとか(怒られるのはまずい)。

得意な作業ではないがそれでも少しずつ進めていく。 週末までに画像を準備してプログラミングを開始する予定。

2007/11/20

ホワイト生チョコレートを食った。 幼い味覚が濃厚な雪見大福のようだと脳に伝達する。

旅をするときはどんな服装がいいかいな。 近場とはいえ、 ふらっと訪れるのもまた旅であろう。

PBに行ってきた。 ムーンライトながらで名古屋入り。 名古屋のせいか朝六時のせいか分からなかったが、 とても寒かった。 鼻水は止まらないし、 暖をもとめてラーメンを食べようとしてもラーメン屋はみな閉まっていた。 コンビニのおでんはできていなかった。 ツンドラを徘徊していると、 お日様がのぼり救われた。 名古屋周辺は東京や横浜とあまり変わらなくて残念だった。 駅周辺に期待すべきではない。 そこは、 ただの、 そして十分なポータルだ。 無駄の多い2時間で発見したのはほとんどそれだけ。

朝9時。 今回の幹事の方から電話がかかり合流。 早く起こしてしまったか。 部屋はとても暖かい。 家のありがたさよ!栄養バランスの良い朝ごはんをいただき、 日本酒をかっ食らう。 そして酔っ払いにチェンジする。 時間がとてもゆっくりだ。 なおかつ退屈ではまったくない。 非常に良い時間を過ごした。 早朝の体験が対比としては良かった。 幹事の友人がXX回も「極楽極楽」と繰り返し唱えていた。 私としても極楽であった。

その後、 もう一人の名古屋在住の友人が到着。 期待通り、 新しい酒を持っていた。 酔っ払いのパーティが3人に増えた。 彼ら2人がこんなに積極的に酔うのを見たのは初めてだ。 それがまた嬉しい。 極楽、 極楽とまた誰かが言った。 1次会まであと数時間はある。

2007/11/18

ネットでも説明のうまい動画があった。 森下丈二氏が捕鯨問題について話している動画がそれだ。 きちんとした理解に基づいて、 説明の流れもまとまっていて引き込まれる。 堅い話題だが10分以上の説明が苦にならない。 説明がうまいからに他ならない。 もちろん私が捕鯨問題についてある程度知識があるのもあるだろう。

スライムにも良いスライムがいる。 官僚についてもそれは言える。

現場の人間が直接語っているものが見れるようになった。 農家から直接野菜を買うようなものだ。 ネットが進歩して、 情報が直送になったわけだ。 このような動画を見ると、 新聞やニュースの価値が変わってくるだろうと想像できる(すでにそうなりつつあるのではないか)。 反対意見で、 彼の説明と同じくらいにきちんと組み立てたものがあれば、 ぜひ見たい。

捕鯨に関しては、 言いたいことはあるが、 ここはひとつ、 ゲームに落とし込んでみようか。

2007/11/19

私の中で堅さがプログラムのトレンドだ。 硬いではない。 堅いの反対は脆いで、 硬いの反対は柔らかいプログラムだ。 柔軟なプログラムは良い。 使い勝手の良いプログラムと言うことだ。 まとめると、 堅くて柔らかいプログラムが目指すべきところだ。

集中できる時間を少しずつでいいので伸ばしていきたい。

半年振りのPB。 ムーンライトながらで名古屋に行ってきます。 この日記が公開される頃には本をプレゼントし終えているので書けるが、 テーマは旅で、 私は加古里子の「宇宙」と宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を持っていく。 どちらも宇宙が行き先だが、 前者は科学の旅で、 後者は文学の旅。

オシム監督はまだ生きてほしい。 完成形が見たい。 個人としてももっと幸せを楽しむ権利があってよい人だと思う。 命が不平等なのは知っているが。

名古屋に出るのでと余裕を持って昼出社にしておいたら、 結局ぎりぎりまで寝てしまった。 驚くことではないが、 いつもどおり起きれて作業できるようになりたい。

布団をたたむまで、 目覚ましを完全に消してはいけない。 まずはこの習慣を身につけよう。

2007/11/17

ゲームのしくみのにんにんさんから激励のメールを頂いた。 有難い。 がんばって結果を出してみせよう。

ここのところずっと、 説明がうまくなりたいと思っていたが、 良い方法を見つけた。 説明のうまい人の説明を聞く。 実にシンプルすぎるのだけど、 気がつかなかった。 こういう応用が効く方法を方法の基礎にしたいものだ。 応用の効くパターンは、例えば他にこういう方法がある。 問題を探す→解決するにはと考える→実験する→結果を得る。

そう思って眺めてみると、 職場に説明の上手な人がいた。 その人の説明を聞くと楽しい。 本人も実に楽しそうにしゃべる。 出し惜しみがない。 まるで説明するのが楽しくてたまらないと言った様子だ。 自分の理解を披露するのが、 あるいは人間が理解するのを見るのが好きなのだろうか。

2007/11/16

仕事。 何度も思って何度もできないのだが、 雑念を取り払って集中しなければならない。 作業が山積みになっているとき、 ひとつずつ取り出して早く正確にこなすキューになりたい。

考えて思考が分散するのは長所でもある。 であるが、 集中が必要なときに分散してしまい、 はかどらない。 電気のスイッチオンオフ並みの簡単さで、 集中と分散とを切り替えられはしないか。 それができたら次に進める。 職場の仕事が早い人はそれが難なくできているように見える。

シューマイさんに少し偉そうな態度を取った。 打ち解けている証で良いのだが、 礼儀もありなん。 常に最高のバランス調整でありたい。 ほとんどの物事は0か1ではない。 その間のどこかに解がある。 精度をどこまで必要とするか、 また、 追求するか。

ヤルハラさんのゲームを遊ぶ。 昨日はおめがさんのを遊んだ。 2人を含め、 彼ら周辺のゲームはきちんとできているものが多い。 ゲームの中に、 新鮮で光るアイデアをひとつは見つけることができる。 例えばヤルハラさんの鳥のSTGは群集シミュレーションが採り入れられていた。 良い切磋琢磨をしているなと感じる。

2007/11/15

いつの間にか日記を簡単に書けるようになっていた。 いつの間にか意識が変化している。 うぬぼれは過信だが(禁物だが、 が正しい)成長していると言って良いと思う。 ノートを書き続けたせいもあるだろう。 発見を望むようになったせいもあるだろう。 見えないものを見ようとするようになった。 東宏治氏が本で言った。 世界を初めてものを見ること。 これをずっと忘れていない。

2007/11/14

少しずつ他人に説明ができるようになってきた。 上の人に対しても、 また、 下の人に対しても。 相手のレベルによって説明のしかたや説明する内容のレベルは大きく異なるが、 同じ説明である。 と、 いっても及第点には達していないだろう。 説明しているときにいま説明しているという意識が持てるようになったという意味。 そこさえ捕まえれれば、 足がかりになる。 手がかりを見つけて足がかりにする。 この日本語は正しいだろうか。

個人ゲームのアイデアがいくつか思い浮かんでいる。 どれも形にしてみないと面白いかは分からない。 最初に作るのは時間と能力と広報を気にすると、 簡単に作れて分かりやすい、 それでいて注目するに値するようなゲームがいい。 該当するアイデアがあるか、 さもなくば練り直しだ。 候補が2つはある。

他に今日工夫した点はあったかな。 毎日この質問にひとつは回答を出したい。

2007/11/13

Rという統計学の表現や様々なグラフを作成できるソフトがあった。 いかにもオープンソース。 格調が高い。 MYSQLも使えるし、 自分のやりたいことと合致しているので、 使わせていただこう。 存在を知らなければSQLのデータをグラフ化するプログラムを書いていたはずだ。

今まで拒否症状があったスレッドのプログラムを迫られて書く。 もっともCreateThreadとそこに渡す関数を書いた程度ではある。 やはりか、 恐怖症どおりにうまく動かなかった。 同期なら平気なのにだ。 スレッド部分をクリティカルセクションでがちがちに固めてやったらきちんと動いたが、 囲いすぎてスレッドのうまみがない。 やれやれ。

2007/11/11

ここ2週間でたくさんのフリーゲームをプレイした。 また同じくらい個人ゲーム制作のサイトを見た。 ABA Gamesはやはりトップクラスであるか。 そうじゃないと涙が出るわ。 ゲームは無作為にダウンロードしてプレイしたので、これを信頼のおける統計にするならば、他にも有名な個人制作者が10人(あるいはサークル)程度はいそうだと思った。ゴキブリの法則を適用させれば300チームぐらいになるか。

WEBを作っていた。 いままで作っていたのと構成をがらりと変えた。 文章はほとんど書き直した。 だが、 前の文章が無駄だったわけではない。 書いていくことで形があらわになるからだ。 完成形が明らかな場合をのぞいて、 無駄を惜しんではいけないのだと理解しつつある。 この考え方が功を奏し、 かなり良いと思える形になってきた。 ツールがはいているHTMLは美しくないが、 体裁は中身ができてからで十分。

来週末は名古屋に遊びに行くので、 作業はできない。 予定としては再来週までにサイトを落ち着かせて、 再来週の週末から第一作目にとりかかりたいところ。

2007/11/12

オープンに個人のゲーム開発(または表現)ができる環境が手に入ったのは非常に良かった。 仕事でもゲームを作っているというのにだ。 とあるラーメン屋の弟子になりながら、 自分独自のラーメンをおおっぴらに作ってよいのと同じ意味になる。 運がないと手に入る環境ではない。

そうである以上、 会社の守秘義務に反しない程度に、 色々な外の人間と交流を深めるべきだ。 まずはSNSやWEBを通じてコンタクトを取ろうか。

SNSやWEBを探した。 いくつかそれらしいのはあったが、 にんにんさん周辺以上に熱いところは見つからなかったなあ。 ないのなら開拓者になれるチャンスがあるわけだ。

2007/11/10

宮沢賢治に触れて一日経過。 想像力をもっと向上しないといけない、 と思った。 筋トレのように常識的な方法はないだろうが、 向上しないといけない。 もっと表に現すのがいまのところ知りえる唯一の方法だ。

出力の割合をもっと上げる意識をせよ。 意識せよ。 意識。 クロフォード本でいう「話す」にあたる。 ついつい、 入力、 前述の本に対応する「聞く」の割合が増えている。 受身でよく楽だからだ。

ステテコシェルターのコンテンツとして、 ゲーム関連の書籍情報やゲームデザインサイトのまとめを作ろうとしていたけれど、 すでに十分良さそうなサイトやリンクがあったので、 作らないことにした。 自身の方法に注視することにしよう。 コンテンツも同様だ。

2007/11/09

府中に行く。 競馬場ではない。 シューマイさんの計画でサントリーのビール工場、 卸市場、 郷土の森博物館に行く。 月並みな言い方が悔しいが、 どれも貴重な体験だった。 プラネタリウム越しに宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に触れてみるとすごい才能を感じた。 想像力の桁が違う。 普遍性があるのだろう。 今でも人気があるのはうなずける。 作品に目頭が熱くなったのはどれくらいぶりか。

目頭が熱くなったのはもうひとつあった。 郷土の森博物館に保存されている日本家屋だ。 一昔前の木製の家だが、 この静けさ、 深さはなんだ。 寝っころがって空を見上げているときのような、 宇宙のスケールを感じているときのような、 自身と風景との同化があった。 言葉ではこの感覚のすべてを説明できない。 いな、 ほとんど説明できそうもない。 しかし表現したいと思わせる。 ただ直感したのは、 わたしはこの家、 空間でもっとも集中力を発揮するだろうということ。 どうしても手にいれたいものが一つ増えた。

どうしても手にいれたいものと言えば、 業務用マヨネーズが手に入った。 卸市場万歳。 横浜に着てから一度も売っているのを見なかった。 つまりかれこれ5年近く探した。 生き別れの兄弟に出会えた喜び。

2007/11/08

未来のひとつが、 大きなのが決まった。 会社を辞めて一日の時間をまるまる確保し個人でゲームを作ろうと考えていたけれど、 家族、 上司、 取締、 付き合っている人、 恩師、 友人知人、 たくさんの人と話してみて、 働きながら時間を作って作ることに決めた。 一日引く働く時間、 となる。 それでも作れないと、 作り続けれないと、 いけない、 その厳しい道に挑戦してみようと思った。 経験値も多いだろうと思った。 さらなる変化が必要になればそのときに決断すればよい。 まだそこには到達していない。

ちょうど同郷のカープの新井がFA宣言をした。 職業も能力も年収も、 もしかしたら他にも違うかもしれないけれど、 重ね合わせてしまった。

仕事でゲームを作りながら別のゲームを作ることを認めてくれた取締に感謝の気持ちが強い。 驚きでもあった。 その決断の正しさを証明したい。 もちろん一番は自分のために。 道が決まったら後は歩くなり走るなりするだけだ。

2007/11/07

仕事はプリコンパイラ済みヘッダーの設定を行った。 WEBで調べ設定に苦戦したが結果はコンパイル時間が半分低度になってよろしい。 開発のストレスを軽くさせる可能性があるものはどんどん試していきたい。 速度をあげる試みもだ。 そうしないと毎回同じだけ費やしてしまう。

アンディー・メンテのゲームに触れる。 印象の強い作品であるし、 それに多作は非常に良いなと思った。 何人で作っているのだろうか。 他のクリエイターの作品も落としてプレイしてみたが、 印象はほとんどない。 ジャンルはアドベンチャーだが声優かつアニメな女性が主張している作品ばかりで、 その瞬間にプレイの手が止まってしまう。 見た目で判断はしたくないのだが。 アンディー・メンテの作品がよけいに光った。 うらやましい活動をしている。 もっと簡単にゲームを作ってよいのだと思えた。 これは大きな発見だった。 下手にプロぶるといけない。

エレコムのマウスが壊れた。 右クリックの反応が低下。 半年も持ってない。 幸い500円ぐらいで買ったロジテックの予備が新品のままあったので装着。 こちらの方が断然操作感が良い。 早く変えるべきだった。

2007/11/06

キャストの続き。dynamic_castは0を返す可能性があるのでif文にしないとだめだった。 2文になってしまうのは長い気がするけど危ないよりは百倍まし。 いましかプログラムを見直す時間がないので、 effective c++ともうひとつC++のコーディングルールに関する本を読みつつ、 全体を修正しているところ。 Cの流儀で書いているところにC++を適用させている。

Cはシンプルで何でもできる言語、 そのかわり可読性と安全性に難がある。 使いまわしにも向いていない。 C++はそのあたりが改良されている、 というのを上記2冊の本を読むことで理解しつつある。 意図が分かるコードは非常に良い。 非常に、 と書くのは文字通り常ではないからだ。 effective c++は評判が良い本だったので5年前くらいにも読んだことがあるけど、 当時はあまりありがたくない本だった。 いまようやく少し分かった。

ゆめにっき、 LSD。 前者はフリーソフト、 後者はプレステ。 ぶっとんだ素敵なゲームを発見できて嬉しい。 そんなゲームに触れると、 先にやられたか、 という気持ちになる。 先手必勝。 影響はほどほどに受けるようにせねばならない。

2007/11/05

昨日決めたばかりの針鼠の概念だがパンチ力に欠けるような気がしてきた。 さすがにぽっと思いついたようなものじゃ耐えられないか。 100人乗っても大丈夫な倉庫(そんなものがあった気がする)じゃないが、 それくらいの強度がないとだめだろう。 作ってはテストし破壊し、 それでも大丈夫でかつ読み上げるだけで高揚してくる概念じゃないとだめだろう。

C++のcastを導入した。 こんな便利な言語仕様に何年も気づかずにいたとは、 向上を怠っていた証だ。 Cスタイルキャストの危険性と可読性検索性の低さを理解した。 そんなものはすべてのコードから引きずりだして抹殺する。 プログラムを堅牢にするのは気持ちが良い。

2007/11/04

針鼠の概念がようやく決まった。 これで集中的にできる。 自分の能力にかけて針鼠の概念は必要不可欠なものだと理解した。 どんなに時間をかけても納得行くものにしたかった。 もちろん、 よりよい針鼠を探求するべきだろう。 針鼠ができたら糞ころがしになる。 たゆみなくいく。