2009/02/21

・パソコンを修理に出したことにより、 日記を書けなくなってしまいました。 日付を確認してみると、 10日ぶりということになる。 これだけ間が空くと、 1ヶ月でも同じくらいかもしれない。 1年はまた違うだろう。 パソコンで書くのが一番早いし、 慣れもあるから、この間、日記は書いていない。 鉛筆で書くのは、 ゆっくり考えたいときや、 文字を空間に配置したいときです。 日記のような簡単かつ勝手に頭から沸いて出てくるようなものは、 パソコンが合う。 もちろんある程度のキー入力速度が必要で、 頭から出てくる言葉が入力速度を大幅に超えると、 ストレスがあったり、 ミス入力が増えます。 文の途中で次の文の入力をしてしまったりだとか、 そんな感じです。

・間隔が開いたとは言っても、 10日ということは、 週末はあまりない。 多くて4日。 今が土曜日だから、 その間に3日ぐらい休日があった。 この休日はとても良い休日だったので、 日記に残したい。

・と、 その前に仕事についても。 仕事は量が増えたというのが大きな変化です。 これは予想通りで、 ここからしっかりと自分の能力を発揮せねばならない。 もちろんこれは体調管理が条件で、 睡眠で回復できないほど、 すなわち睡眠を削ってまで、 プライベートでがんばってはいけないということ。 回想的な日記になっているので、 少し丁寧語の割合が減っています。

・それはいいとして、 プライベートは世田谷に週末寝泊りするようになって1ヶ月が経つ。 体力的にどうかと思ったが、 いまのところ問題がない。 それどころか、 調子が明らかに増したぐらいだ。 オンとオフのスイッチがとてもきれいに切り替えられる。 世田谷の家はとても広く、 開放的だし、 銭湯に入ったり、 ちゃんとした料理を食べたりと、 多くの点で今までの生活と違う。 部屋を掃除したりだとか、 歩いたりだとか、 小さな日曜大工があったりだとか、 生活環境に敬意をはらっているため 体も適度に運動される。 朝は日光もしっかり入ってきて、 平日よりも早く目覚める。 仲間がコーヒーや紅茶も出してくれる。 全体的に時間がゆったりと使われている。 こうして生活のリズムが出ている。 環境の影響力を肌で感じているところです。 この生活は遠くない将来に打ち切られると思うけれど、 今までとくらべてずっと良い生活を送れたのは、 今後の日常にも影響が出るだろう。 さすがに東京に一軒やを借りて、 今のアパートと家賃をには行かないが…。 奇跡的な状況だと思う。 たまには奇跡もないとね。

・さて制作について。 先週の日曜日にたいしんさんが来て、 『あぺぽぺ』の音的な打ち合わせを行った。 しっかりと現状のプログラムを見てもらった。 見栄えはまったくないけど、 それでもだいたいイメージが共有できた。 たいしんさんは格好良い人間だが、 わたしと似ている点もあって、 とても話がしやすい。 遠慮なく会話をして(リミッタを切って)成り立つ少ない少ない友人の1人で、 合流するやいなや少し興奮してしまって、 乗る電車を二回間違えてしまった。気にしない人だったので助かりました。デートなら打ち切られていたかも。 興奮してしまうとどうにも良くない。 本能のままに会話に集中する。 ただでさえ、 会話が楽しいと思うようになってきたところで…。 そう、 それで、 たいしんさんの普段の姿勢で曲作りをすれば、 『あぺぽぺ』にかなり近いことが分かった。 十分にイメージをもってもらったのもあるし、 あまり指定はしないことにした。 音楽から驚きを受けたい。 自分が驚けることは、 作品制作の指針のひとつだ。

・たいしんさんとceleの曲作りもはじまった。 半分遊びだから完成するかは分からないけど、 とても楽しかった。 私は歌うことも音程もつけれないし、 書くのが好きだから歌詞を担当した。 書くことは適用範囲が広いので嬉しい。 それから歌詞に興味を持って、 この一週間は仕事をして帰ってきて歌詞を考えながら寝る、 というすごし方であった。 歌詞は詩と違うし、 文章とも違うのだな、 と、 書いてみて思った。 長い言葉は歌いづらそうだし、 ちょっと気分良く書いてしまうとあっというまに長さがオーバーしてしまう。 曲ができていて、 3文字、 3文字、 3文字ぐらいで連続して書かなければならないところなど、 日本語でも英語でもなかなか自由がなくて、 単語を入れていくぐらいしかない。 メロディー的には作りやすいだろう。 すでに、 おわり、 ました、 では、 歌にもよると思うけれど、 どうもしっくりしない。 世に出回っている歌詞の多くが似た言葉でできている理由のひとつが分かった気がした。 せめて、 5、 7、 5ぐらい使えればぐっと世界が広がる。 俳句の文字数はよくできていると思いました。 将棋で9×9が面白いサイズなのと似ている。

・調子の判断は、 例えば、 家事を楽しくできるかとか、 普段嫌いな人と楽しく話せるかとかでできるだろう。 できれば、 文字通り調子が良い。 わたしはいま、 調子が良いのだと思う。 家事って楽しくできるものであるな、 と思ったからだ。 それに疑問が沸いてきた。 深さのあるコップはどうやったらきれいに洗えるのか、 潜在で洗った場合にその洗剤をきれいに洗い落とすにはどうすれば良いのか、 など。 普段は洗剤も面倒だから使わないし、 きれいに洗おうなんて思わない。 1人で使っているというのもあるけれど。

・実家から差し入れ。ありがたい味噌汁の詰め合わせ。これだけあれば、今冬は間違いなく十分だ。ありがたい。よくここまで育ててくれた、と親元を離れてから随分経つが、頻繁に考えるようになった。自分の将来と重ねているのだろう。