2008/03/09

・展示が無事終わりました。来場してくださった方と、成功をお祈りしてくださった方々に感謝。隠せば良いことを書くと、結局、わたしの友人はあまり来てくれなくて、少し残念な気持ちもした。文章の調子は悪かったしいたし方ないところか。それに、身内だけで楽しむレベルで甘んじるつもりもない(今はそこにすら到達していないけどね!)。だいたい、自分は他人に期待しすぎるのだ。そう、メカニズムはこんな具合である。私は普段、人にあまり頼まない(いただけるときは遠慮なくもらう)。だから、たまに頼んだときは引き受けてほしい。そのたまにが、たとえば展示であったり、作品の発表だったりする。そこで100%に近い過剰な期待が発生する。この状態では、あまり人の都合を考えていない。大げさに書いたつもりだが、実際はこんなものかもしれない。お付き合いをしているときにも、このような手順で、機嫌を悪くしたことがあった。人に期待するのは決して悪いことじゃないと思うけど、思いやりとの調和を欠いてはならない。何度か繰り返し、再現を確認したから、たぶんいつか直せるだろう。

・カフェ展示のおもしろいところは、その狭さにある。展示場などと違って、順路のようなものはない。お客さんも同じ場所に居続けるから、会話量も立ち話程度ではなく、もっと長くなる。数時間と言うのも少なくなかった。だからアート的なインパクトも大事だが、物語や背景を存分に伝えるチャンスがある。じっくりと読ませる解説文もここでは役に立つ。もちろん、自ら解説することもできるし、お客さまの話を伺うこともできる。なかなか面白い体験だった。新しい作品ができたら、またやってみたいです。