2009/09/13

・ネットがようやく開通しました。2週間近くもネットに繋がないでいると(会社では繋いでいましたが)、同居人があまり家にいないのあり、プライベートがすごく長い時間に感じられて、考え事に向いている時間だと思われたので、制作は考え事を中心に進めました。すると、ようやく『あぺぽぺ』のシステムが生態系の流れ図みたいにひとつの図になりそうな気がした。そして書いてみると、本当にまとまりそうな手ごたえがあって、チャンスだと思って3回書き直してみたら、ひとつの流れ図ができあがった。ああ、作りたいものはこんなに単純だったのかと、喜怒哀楽のすべてが同時にやってきた気持ちになった。

・この流れ図は、何度もプログラムを書いては消してを繰り返した結果なのかもしれない。粘土で形を作って、気に入らなかったら、また丸めて一から作り直すといったことを、プログラムでやったことになる。このような造形の手順でプログラムを書いたり消したりできるのは、予算と時間が潤沢にある大手のプロトタイプ開発かアマチュアでしか不可能な作業だ。もちろん、私は後者になる。おそらく、私が思っているよりも、同じところをうろうろしているのに違いないが、それでもやっとアイデアや物語の断片たちを受け入れて活かすひとつの芯ができあがったと感じた。ひと山は超えただろう。

・芯ができたところで、膨大な実装が待っている。業務用のプログラムと比べれば量は少ないのだが、遊びが大きいため、時間はそれなりにかかりそうです。