2012/04/21

・短期のプロジェクトをまた請けています。短期と呼ばれるプロジェクトの中にも普通の短期プロジェクトととても短いプロジェクトがあって、小説でいう短編と掌編のような感じです。そんなスプリントなプロジェクトでは、他のことを考える余裕がなくて、個人制作のことを考える時間がありません。もちろん作る時間もありません。きっとそれは負荷や負担でもあるだろうけど、同時にエネルギーにもなるもので、仕事が終わったときの動力として蓄えておくつもりです。

・短期のプロジェクトに携わってみて、もっと個人制作も速度や締切を持ってやってみたいという感覚が出てきました。今まで散々人から言われてミテは無視してきたのだけど、感じられた以上その通りにしてみるつもりです。考えが変わったというよりは、速度や締切を設けてもできそうだと思えるようになったと言った方が近い感じで、短編を作ろうとずっと考え続けてきた成果が少しずつ出てきている気もします。

・頂いた原作を形にするとしたらたぶん今年一杯はかかる。その規模を長いと思った。それで、ころころ変わる自分がどうかと思いながら、もっと短いものを先に物語ゲームの習作として作ってみたいと思いなおしています。自分がかつて考えた短編の粗筋を使うか、青空文庫から短編を探すか、次第にまずは掌編でも良いのではないかと思い、もしかしたら詩ですらコマンド選択型のゲームにしても良いかもしれない…などと春の夜の短い休息時間に寝そべって考えてみています。