2012/08/09

・やっぱり前回の日記から10日経っている。10日間で3日ぐらい集中できない日があった。暑さのせいもあるだろうか。

・猫の物語は仮素材を一通り入れてはみたものの、推敲や仕上げで3ヶ月ぐらいかかりそうな気がして、手が止まった。手が止まっている時間を充てれていれば15分の2は作業が進んでいたはずだけれど、そんなものだとして。もっとコンパクトな物語を考えて完成させたいという気持ちが芽生え…。

・それでショートショートが再び浮上。こうやってショートショートが持ち上がるのはかれこれ何度目か。そろそろ正直になってほしい。それにしても短い物語は難しい。浮かびづらい。なぜなら物語ゲームとして浮かぶ発想がほとんどある程度の長さを持っているからだ。それを短くすればいいのかもしれないけど、うまくできない。たぶん技術が足りない。だから短い物語をしつこく考えようとした。

・うーむ思いつかんなー、というのを3日ぐらいしていたら、ひとついけそうなのが現れた。後で整理したときに、単に色んなところからネタを拝借しているのが分かってすこし後ろめたくなったけど、コマンド選択ADVにしたらたぶん大丈夫。気分が急激に高まったのち、睡眠を経ても高度を維持したまま安定していたため、今日プロットと絵コンテを書いてみた(どちらも見様見真似)。今までで一番コンパクトな物語ができて、コマンド選択ADVゲームの形にもなっていて、満足している。それで日記を書くタイミングができた。

・短い物語は32頁の絵本みたいなボリュームになっていて、次に絵を描くか、脚本(スクリプト)を書くか、という段階です。午後時点では、絵を描いてみたい気持ちが強かったため、『ゆめいろ の えのぐ』という絵描きソフトをダウンロードして使ってみています。大味な絵がほしくて、解像度の粗いドット絵にするか、アナログな絵にするかまだ決めかねているけど、道具の力に頼りたいので、後者から試してみて感じをみようと思っています。

・ショートショートが浮上する前に、猫の心理学の本を読んで、猫コマンド選択ADVの推敲に必要な→人物設定に必要な→知識を吸収していた。知識を激しく欲していた。知識の羅列が即座にアイデア候補の羅列になるような読み方をして、整理をした。RPGでフィールドのすみからすみまで歩き回るように、書籍をくまなく探索して、宝箱みたいな文をたくさん獲得した。生きた知識になりそうで、近いうちに生かされると思う。これらは、猫のショートショートコマンド選択ADVの物語という形にできたらと思っています。