2012/02/03

・実家で40日ぐらい過ごして、自宅に戻ってきた。メインマシンを久しぶりに起動して書いています。実家では一切マウスを使わなかったので、さっき持ってみてすごく違和感がありました。もはやマジックトラックパッドの方が好きかもしれない。

・実家に40日間放牧してきた…などと書けば競馬や競馬ゲームをやっている人以外には通じないかもしれない。レースという極限の負荷やストレスをリフレッシュするために、のどかな牧場に移動してしばらくのんびりして過ごすことを放牧と言います。主語は馬だけど実際に判断するのは人間です。バカンスです。

・実家では、美味いご飯、生活のサポート、猫3匹、規則正しい生活(と、言っても起床は10~11時だけど)、などいたれりつくせり…。父親と一緒にランニングも6回ぐらいしたので、体力や新陳代謝も強化されました。良い習慣はこちらでも続けたいけど、一人でどこまで制御できるか…。環境が変わってもパフォーマンスが出せると分かったのも収穫です。

・物語の技術は少しずつ進んできました。『シナリオ入門』という本の内容が良かったので、これをそのまま実践できれば、書けそうだという感触をもてたのが大きい。ただ、プログラミングをしている間は別の作業に手がつかないので、実家では途中までしか実践できなかった(つまり、実家でプログラミングもしていた)。シナリオ本の中で、あらすじを作るのが自分にとっての一番の山場になりそう。まだそこまで実践できていないので、これが今月の目標。後は依頼をこなしながら、iPhone開発を始めます。こっちは、時間さえかければ何とかなるのが分かっているから楽だ。技術は楽にするためのものだと思う。

2012/01/15

・今年初めての日記は15日。12年なのか13年なのか分からなくなってしまったけれど。去年の3月11日に震災があったことはよく覚えています。

・今は広島の実家に長期帰省していて、1月の末までいる予定。1ヶ月ちょっと滞在させてもらいます。広島は暖かいし、両親は温かいし、ご飯は美味しい。実家でサポートを受けて制作できるのはすごくありがたいけど、有難くなければいけないのだと思う。慣れるまでいてはだめだ。僕はまだその慣れを飼いならすことはできていなくて、ずっといたらたぶん制作ははかどらないだろう。もしもっと制作が上手くなって、コンスタントになれば、その時は両親にサポートをお願いするかもしれない。でもまだまだだ。まだまだだと言っている間に両親はもっと老いて中年の息子をサポートするどころではなくなるだろう。

・楽園にいながら飢えていること。それができるならばほぼ間違いなくアーティストに達していると想像します。技術は必須だが技術だけでは達成できない。表現を我慢できないネタやテーマが十分にある。それを見つけることができた人だ。自らの研究テーマが見つかった学者も近いだろう。そしてそれを見つけるのに技術がいる。アイデアをプロットにして物語に持っていける。アイデアを設計してシステムに持っていける。水の流れを集めて大河にできること。左手には物語。右手にはプログラミング。左手は何もつかんでいない。天秤なら当然右手は尻餅をつく。左手は藁をつかもうとしている。右手は左手の役には立たない。右手は左手を我慢して待っている。握手ができるのを静かに待っている。

・プログラミングを習得したときの要領で、物語の技術と実践を行うこと。これが2012年には避けて通れない通りたい道です。

・あけましておめでとうございます。

2011/12/28

・メインマシンほどなくして帰ってきた。修理代も最低限の値段だった。部品の交換があるだろうと思っていたが、修理内容を見ると接続不良とのこと。PCの中を見ると、きれいに掃除されていた。単にホコリがたまっていたのかもしれない。マア定期クリーニングということで…。

・クリスマスイブに東京に寄って、クリスマスに名古屋に寄って、それから実家に帰省した。1ヶ月ぐらい厄介になる予定です。生活面が楽に簡単になるので、作業はしっかりする予定。

・今年はいつもにも増して、探す年でした。僕の基本方針として、何でも良い、というのがある。何でも受け入れるし、誰でも好きになれるようになろうとしている。別にそれで自分が揺らがない。確かにそれは幸せだとか楽しく生きるには強力な態度で気に入っているけれど、強すぎて表現のような繊細な作業にはマイナスになっている気もスル。それは僕がアーティストだと思う友人に共通して見て取れたし、彼らからそういう助言をいただいた。指摘を受けたときはもちろん心の中で猛反発したが、思うところがあったのだろう。やがて自分の好きや嫌いを自分に明かそうとした。そういう意識が多く働いた年でした。共存できると思っている。

・好きや嫌いを明かそうとしていくつか行動してみたが…結局、有効そうなのは過去に当たってみることだった。実家にもたくさん手がかりがありそうだ。そして実家の周辺にもあるかもしれない。

・だいぶ慣れてきたし、来年は成果を増やしたい。作るものの数でいえば二倍。金銭的な成果に関しては、10倍ぐらいにしたいです。今年は広告費で1000円ぐらいでした。毎月だったら少しは足しになるし、毎日だったら十分という額だけど、1年だと雀の涙…。

2011/12/12

・メインマシンはまだ修理中とのこと。楽観的な予想では今日までに直って返ってくると思っていたので少し困っています。20日目標のプログラミングは貧弱なサブマシンで開発するか…。

・ありがたいことに友人知人から依頼が来ているので、今年度末から来年2月までは自分制作以外の作業も行います。年中依頼が着たらご飯食えそうだけど、営業はしていないので臨時収入という見解。日々のパフォーマンスや切り替えが無理なく向上できているので、このまま行きたいものだが、貯蓄は順調に減っている。

・シナリオ作りにとても苦戦しているけど、卓球もプログラミングも上達にとても時間がかかったので、くじけることはない。諦めが悪い。もうちょっと追い込んだほうが良いという考え方もあるけど、短期完全燃焼ではなく、長く現役を続けるということにこだわっています。短く太くではなく、細く長く。

・自分の感覚では、プログラミングよりお話作りの方が技術的には難しい。文章は誰でも書ける分、技術がぼやけて見える。もしシナリオ専門言語みたいなものがあって、シナリオはそれでしか書けないのだとしたら、もっと簡単に上達できるのだと思う(一方で入り口は狭くなるのかな)。

・演出はなんでもない話を素材にしたほうが鍛錬になりそうです。

20111202

・いよいよメインマシンが調子が悪いので修理に出す。たぶんハードウェアのどこかを交換しないといけないはず。3万円ぐらいでなんとか直らないかな。さっきまでノートパソコンに作業の機能を移す作業をしていました。

・いよいよ12月というか、個人的な貯金もだいぶ減ってきて、あと1年ぐらいしか持たない。なんとでもなると思っているけれど、個人制作に使える時間が減るのは間違いないだろう。そうなっても、個人制作時間の確保を大事としたい。ネタが浮かばない間に仕事をするといった都合の良さがほしい。楽しいし、まだまだ納得いかない。情熱がなくなったらそりゃ辞めるだろうけど、僕の場合、納得いくかいかないかが情熱とイコールな気がします。

・いよいよ物語。今年は実装期間以外は、物語とゲームの組み合わせを試行錯誤していて、たくさん失敗して、完成品はできていないけれど、だいぶ試すことができた。書くことの難しさや技術をたくさん感じた1年だった。お話を作ること。書くことと組み立てること。適切な題材と適切な形態を探した1年とも言える。

・もうちょっと具体的に言うと、自分がどういうものが好きで作ってみたいのか、それとどのくらいの大きさや難しさなら作れるのだろうか、この2つについてあれこれした。今のゲーム、昔のゲーム、ネットのゲーム、小説、探偵小説、技術書、漫画、詩、短歌、ショートショート、昔話、伝説、SFなどを楽しみながら、自分が好きかどうか、作ってみたいかどうか、作れるだろうか、などのアタリをつけていった。遊んでいるだけとも言う。でも、今までこういう風に楽しんでこなかったのだと思った。二十歳ぐらいで作家デビューする人はもうちょっと違った視点で見ているのだろう。

・年齢は気にしない。年齢よりも健康や環境だろう。幸いまだ恵まれているので…。何歳までに諦めろ、などという人は自分にだけ適用してください。

・ゲーム以外の作品を人生で一番体験した一年だったと思う。それに驚くほど面白い作品をたくさんあって、驚いた。今まで知らなかったのだ。膨大な数の作品があって、今も生み出されていて、おそらく多くの人が新しく出たというだけで不当に多くの作品をつかまされていると思う。それでも新しいというのは価値があるし、古いものの平均よりは新しいものの平均が上回ると思う。作り手は古き良きものを探して、しっかり吸収して、新しいものを出せばいいんだと思う。すべてを遊べない人類の代わりに。すべてのエッセンスを楽しませるために。

2011/11/24

・ボランティアのイベントも成功裏に終わったところでセーブする。

・ボランティア活動では、子供、老人、高校生や先生など、これまで接することの少なかった人たちとの交流があって、閉じかけた世界を広げなおしてくれる。原点を思い出すし、比較することで自分の位置が浮き彫りになる。

・子供たちの遊び方はダイナミックかつスピードに溢れていて刺激的だ。時速200キロの車を追うようなもので、付いていくのが精一杯。竹ひとつやシャボン玉ひとつで遊びが成立する。次々とルールが生まれては消える。遊びは変化し続けて、文字通りシャボン玉や竹は遊び尽くされる。新しい遊びの仮説や試みにためらいがない。その場で思いつき実行される。僕にできることと言えば、そのインスピレーションを肯定し、助けることだけだ。そうして、彼らのダイナミックとスピード感を持ち帰った。

・ルールを守ることと、ルールを変えること。この2つはしばしば衝突する。ぶつかった結果、著しくパフォーマンスが低下する。子供たちの遊びは実にパフォーマンスが高いが、例えばゲーム開発のようにもっと複雑なものを作ろうとすると、そのままでは必ずしも上手くいかない。しかし、大人はここで守る側に一気に振れてしまう。保守によってパフォーマンスを出し、結果を間に合わせる。何かを制作するときに、もう少し子供のバランスを持ち込みたいな、と思ったのでした。

・前回の日記から二十日経って、まだ短い物語はできていない。残り時間的には、少し焦る。一日一プロット、みたいな目標だったのだが、二日に一回というペース。プロットに慣れてきた感覚はあります。設定も少し慣れてきたし、残りは人物やその関係、そして執筆、書き上げること。時間はかかっているけど、一作ではなくて、多作なのだから、これで正しい。一作ずつ完成させていくのがもっと正しいのだけど、僕みたいな甘い人間には少し難しいのかな。より甘い道を選択して、自分を誘導する。もともとの楽観がさらに楽観的になってきた。なんかできそうだ。

・プログラミングのhello worldに相当する物語ってなんだろう。ショートショートとか4コマ漫画になるのかな。水面下で考えること。

2011/11/02

・一週間ぐらい前から、お話を書くモードになっています。お話を書くのはまだ上手ではないので、インプットを多めに取りながら甘い目標設定をしている。1日2時間はお話を書く、どこかの時間帯で―という目標。設定などを考えるのは随時。こんな感じの取り決めが三日ぐらい前に固まってきた。

・小説が書けない、という状況は、自分の創造力を過信していることかと思った。今までお話を幾度となく書こうとして、少し書けたり、書けなかったりしてきた。振り返ってみて、お話を書く瞬間に創造力が発揮されるのを期待していたし、それができない時点で一旦あきらめていた。お話に限った話ではなく、近頃の自分の取り組み全体に言えるアプローチとして、小さく簡単にできるようにする、というのがある。その方が今のところ生産性が期待できるし、気持ちよくレベルアップできる。

・お話に関しても、小さく簡単に書けないか?ということを調べたり考えたりした。その結果、1.短編を書く 2.好きな物を好きな場面から書く 3.無理をしない(書く楽しさを味わう) 4.好きなものをたっぷり摂取する、といった方針を得た。書籍やネットの情報の参考にした他、自身のプログラミングの経験で補強した。

・プログラミングを楽しく集中して書ける条件が、ある程度はそのままお話を書くことにも適用できる気がした。プログラミングだって思い通りに書けるときは本当に楽しい。その条件は何かと考えると、ある程度の経験や知識がいる。快適な作業環境がいる。そしてこれからプログラミングするものに対する十分な予備知識や設計、イメージがいる。そして先立つものとして、それを書きたい、動かしたいと思う気持ち。もちろん心身が健康であること。お話にも多く当てはまりはしないだろうか?逆にこれら無しで、なんとなく書いたり、当たって砕けろ、みたいな気持ちでぶつかったら、文字通り当たって砕ける。波みたいだ。

・ちょっと回り道したなと思ったのは、何かひとつの分野がある程度できるようになったことで、自分が全体的に万能になったと錯覚したことだ。それでお話を書くときに初心から始めるのを怠ってしまった。急がば回れとは言うが、この件に関しては本当にそうだった。スポーツ選手がフォームを何度も繰り返してものにしていくような、地道な作業が必要なのだ。もちろんセンスがあるならば、ある程度はすっとばして構わないのだろうが、挫折感があるのならセンスなどと言っている場合ではない。その地道な段階を楽しく超えるための個人的なトレーニングメニューが上記の4つです。

・いきなり机を前にしてお話が創造されるのを期待されずに、あらかじめ知識やイメージをたっぷりと吸収し、時間をたっぷりと使って頭の中で想像しておく。布団にくるまって設定や場面を妄想する。ある程度溜まったと思ったら、この下ごしらえを持ちこんで机に向かう。頭に想像が浮かんだら、その範囲で創造していく。想像できたものを書き写していくだけだ。その瞬間に想像が創造になる。あるいはこれが執筆という行為そのものかもしれない。興奮は少し薄れるかもしれないが、それでも想像に対してよい言葉やフレーズが当てはめられたら楽しい。想像に適当な言葉がつけられないなら、辞書を捲ったり試しに書いたりして感触を確かめる。想像がMPみたいな感じで消費されていく。尽きたら、そこでおしまい。宿に入るなり、好きな本やゲームを楽しんで回復させる。そうやって取り組めば、少なくても書ける。面白いものかは別にして。そういう段階があっても良いのではないか!