20090131

・ところで、もろもろの都合上、日記は月曜日にまとめて書いています。しばらくこの状態が続きそうです。できるだけ時系列に書いているけれど、内容の重複や前後があるかもしれません。あまり気にしないでください。たとえまとめたとしても、1週間を振り返るのは良いと思います。良くも悪くもまとめて書くと要約になる。ささいで繊細であるが、大事なできごとや発見は、メモなどを取らないと忘れてしまって、もう書けない。しかし、メモには欠点があるという視点もある。メモというものは書いた時点で外側に出される。もしかすると、頭の中にとどめておいて、ふとした瞬間に感性として発揮された方が良いものもあるだろう。それにメモを取る姿勢を押し出しすぎると、メモが前提で話を聞いてしまう。それはデジカメで撮るために風景を見るのと同じことだろう。インターフェイスがはさまることで直接的な体験にならない。そういう話だったと理解している。

・ひたすら物語の文章を『あぺぽぺ』が理解できる文章データに変換する作業。本当は『あぺぽぺ』が発展して、ゲームプレイしながらゲーム世界を作り出したい。すなわち、プレイした瞬間にプログラムが理解する文章データを吐き出すしくみだ。しかしながら当然、このしくみはプログラミングせねばならない。

・ただ、今のところ、欲しい機能を洗い出して一気に作るのではなく、母体のようなプログラムを組んで、それからその上に乗せるものは必要になったときに作るという姿勢で開発している。具体的に言うと、元の文章を文章データに変換しながら、そこで必要になった機能を同時にプログラミングしている。とても仕事では薦められないやり方であるけど、それこそが趣味の楽しみで可能性で領域だと思う。手作り感みたいなのもあります。この作業を物語すべてに適用したとき、『あぺぽぺ』が完成します。今日は10%ぐらい終わりました。

・夜にケールのメンバーが来て、2人で作業する。孤独なのも良いけど、隣で別の制作をしている仲間を感じながらする制作もまた至福の時間です。こういう日常が普通になれば良いのに。週に2日あれば、普通と言えるかもしれないですが…。