2009/02/27

・1日に2日か3日過ぎているかのようだ。自分の主な役割が2つ以上あるのだから、そりゃあ倍にもなります。いいかい、地に足をつけるのを忘れないように―この1文の調子は、世田谷に向かう電車の中で読んでいる『ビジネスマン、生涯の過し方』から。当ブログを通じて知り合えた方に薦めていただきました。啓蒙書の類は何冊か読んで、もう違う書物は読む必要がないかと思っていたけれど、この本はとても新鮮です。それはビジネスマンの日常についてだけではなく、題名どおりの、ビジネスと生活をバランスよく含んだ内容になっているからです。ひとつ挙げれば、母なる自然から学んだ多くのことについて、静かな調子で語っている。私は偏った生活をしがちで、生きる力が低下しているように感じていたし、同書を読んで、さらに警告を受けたような気持ちになりました。週末を世田谷で過すのは、たとえば3ヶ月前よりはバランスの良い生活だけど、もう1ヶ月ほどで終わるかもしれない。そうしたときに、制作一辺倒の生活にならないように。生きるとはどういうことか。それを考えながら生きるのだろうか。

・明日は『ケールとはしもとかな?展』の初日です。前日だと言うのに仲間が集合しそうも無い…と思っていたら、零時を過ぎたぐらいにしっかり集まってきた。よいよい。前日の高揚というのは良いものです。あれ、私いがい誰も気負っていない。おかしいな。みんなすごいな。確かに準備はだいたいできているけれど。