2008/06/01

・近所の友人とはありがたいものだ。この距離と関係の論理積は中学校のとき以来で、約束の手続きなしにふらっと遊びに来るのがどれだけ貴重なことか。大人を行使して、お酒やおつまみなんかも持って来てくれる。それでくだらない話や、踏み込んだ話なんかをするんだ。数日前の自分に対してうらやましく思う。

・プロジェクターを注文した。これで『あぺぽぺ』の文字画像たちと寝床についてからも会話できるようになる。天井か壁に映し出す予定。コストパフォーマンスと持ち運びを考えて『KG-PL105S』にしました。80インチまで映せれば今のところ十分なはず。

・過去の自分の行動について。簡単に言うと、「僕はこんなに我慢しているのに、どうして言うことを聞いてくれないんだ」みたいなことを以前付き合っていた人に怒って言った。それは「僕はこんなに努力して作ったのに、どうして僕のアートを褒めてくれないんだ」と言ったのと同じことなんだ。友人にそう指摘されて、かっとなってすぐに反論したくなったが、できなかった。感情とは裏腹に論理ではその通りだと思ったからだ。この文脈において、私と他人の価値観の違いは無視されていて、これが最大の誤ちである。多くの人とのコミュニケーションにおいて、どちらが偉いか、あるいはどちらの意見が優れているかはあまり重要ではない。では、どうすれば良かったのだろうか。「どうにもできないのかもしれないね」と友人は言った。「だけどあなたのその考えは醜い」

・ただアート作品と人間関係が違うのは、醜さを受け入れたり、解決したりできること。もちろん、作品だって直せるが、それなら別の作品を新たに作るべきだろう。