2010/06/30

・半年が過ぎようとしているけれど、二ヶ月が過ぎようとしている方が実感として強い。この二ヶ月は本当に十分だっただろうか?収入を得られない限り、この1セットをあと10回も繰り返せない。つまり、ゲーム風に言うと1機を消費し、残り10機を切っている。大事にせねば…。

・最初の一ヶ月は受け入れていた。明らかに生活のリズムが変わったし、見えている風景が変わった。環境に対して、大きく空気を吸って、準備をした。それから、不幸中の幸いを用いて、目を覚ました。もったいなかったとも思えるが、何か活きることもあると思えるような、不思議な一ヶ月だった。次の一ヶ月は得た知識や準備をもとに制作に入った。自宅で作業している以外は、会社員だった時と変わらない。いや、大きく違っている。誰が制作物に対して責任を持つのかだとか、誰が制作物のあるべきを決定するのかだとかが、全然違う。まったく違う作業だと言って良い。今はW杯の期間中だから言うが、監督がいるサッカーといないサッカーぐらい異なる。新しい職場で新しい仕事をしているんだ、という気持ちになっている。

・考えているとあっという間に時間が過ぎていく。しかし、考えながら手を動かているとそれよりも早く時間は過ぎ去っていく。別に私は時間を早送りしたい気持ちはないのに。

・チャンスは多くころがっているように思う。人も多くころがっているように思う。それらを丁寧に観察し選び取るのは大事だけれど、きょろきょろすることに熱中し過ぎると、色んな意味で危ない。横断歩道はよく見て渡れと言うけれど、横断歩道の真ん中で足を止めて周りを見ているような人が少なくない。