2010/07/06

・昨晩は今週の日誌をいくらでも書けそうな気がしていたのに、今はあまり書けそうにない。1日経って体験や思ったことがリセットされてしまったのだろうか。それでも何かしら浮かんでくることもあるし、主だったものはそのうち思い出せるだろう。

・リセットされているのだろうか、と書いたけれど、それでも会社勤めをしている頃に比べると、消失は非常に減ったと感じる。仕事をすることで、頭の中に残っていた記憶や感覚を殺してしまうのだろう。殺してしまうとは言いすぎだし語弊がある。記憶や感覚が競合してしまうのだと思う。生の記憶であったり感覚であったりするのを頭の中に確定させることで、記憶や感覚は定着するのだけど、その前に上書きしてしまう感じです。定時の仕事が無いと、定着させる時間が取れる。その時間を、例えば、日記に書くことだったり、生の記憶や感覚について考えたり余韻に浸ったりするのに使える。こういう時間の使い方ができるのは、幸せだし贅沢なように思えます。

・また、こういう定着のための時間を持つことで、学習や成長をさらに進めて行ける気がしています。

・そこから親子関係のように、自分にとっての効果的な学習や成長について、知識を得たり実践したりしているところです。時間を得れば得るほど、やってみたいことが増えてきて、そのために必要な時間も増えてしまう。できるだけ欲張って考えると、基礎的な能力を高めることで、より多くを回収できると期待しています。何より学習や成長を感じられると言うのは、大きな喜びで、楽しいです。学習する方法は、見る、聞く、書く、試すなど色々ありますが、全部試してみて、より自身に相性の良い方法を見つけると良さそうです。そして、できるだけ全部の方法を関連づけて行うと効果が最大に近づくようです。見て、聞いて、書いて、実際に試して、それから人に話す、といった風にやると良いようです。最初は意識的に取り組まないと難しそうですが、慣れて自然にできるようにしたいところです。どうも私は、聞くことが自分で思っているより好きなようなので、聞くことを増やしてみたいと思います。一方で、話すのが苦手なので、自分で考えたことを話して録音して聞くようにすれば、効率的そうだと思っていて、さっそく試そうと思っています。無くしたボイスレコーダーをまた買ってみようかな。appleの製品に内蔵されているのならそれを買うのも良いかもしれない。

・これはプログラムやデザインの技術の向上に関しても当てはめられそうです。せっかく学びたい技術が常に山盛りなので、学習の実験に使っているところです。実験のために何か用意するのではなく、もともとやりたかったことを関連づけるのは良い考えではないでしょうか。効果が高まるのはもちろん、時間を大事に使うことにも繋がります。このように、何かと何かを関連づけて掛け算の効果を狙うことを、近頃はよく考えています。