2010/07/14

・人にお金を払って何かを作ってもらうことを何度かしてみて、どういう風に話したり指示を出したりしたら良いかが少しずつ分かってきた。

・先月と今月の支出を見ると、家賃が70%ぐらいを占めている。安いところに引っ越せばかなり出て行くお金を減らせるだろう。

・今の生活に慣れてきて思うのは、今の毎日がとても充実して実り多いものになるだろう、ということ。まだまだコントロールできていないところもあるが、自分の責任で自分の追及したいものを追及できるというのは非常に楽しい。支出を抑えるために、外出や消費に制限はつくけど、それらのマイナスを補ってあまりある喜びがある。もし、お金さえ続けばずっとこういう日常を過せたらと思う。少ない時間働いて少ない収入を得て、その収入で生活しながら、今のスタイルを続けていくのも良いかもしれない。養う家族がいなければ可能なスタイルだ。そして、そのスタイルを私は選べるし、今の感触を持ち続ければ選ぶだろう。もちろん、そうなる前に利益を上げたいところだけれど。正面から利益について取り組むのも好きなようだ。

・振り返っても仕方のないことかもしれないけれど、あと3、4年早く今のスタイルを獲得していれば、と思う。そうするとちょうど30歳になったぐらいに、何かしらの成果が出ていたはずだ。30歳という年齢に対して、世間は成果や実績を見る。それをしっかりと感じられたのも、今の位置に立ってみてこそなのだが。もっとも、技術も展望も足りなかったから、あまり後悔はない。ただ、そうできていたらより順調であっただろうと思うだけだ。

・ipod touchの新作が出るかもしれないとのこと。そうだとすればありがたい。apple系はこれで間に合わせる。

2010/07/06

・昨晩は今週の日誌をいくらでも書けそうな気がしていたのに、今はあまり書けそうにない。1日経って体験や思ったことがリセットされてしまったのだろうか。それでも何かしら浮かんでくることもあるし、主だったものはそのうち思い出せるだろう。

・リセットされているのだろうか、と書いたけれど、それでも会社勤めをしている頃に比べると、消失は非常に減ったと感じる。仕事をすることで、頭の中に残っていた記憶や感覚を殺してしまうのだろう。殺してしまうとは言いすぎだし語弊がある。記憶や感覚が競合してしまうのだと思う。生の記憶であったり感覚であったりするのを頭の中に確定させることで、記憶や感覚は定着するのだけど、その前に上書きしてしまう感じです。定時の仕事が無いと、定着させる時間が取れる。その時間を、例えば、日記に書くことだったり、生の記憶や感覚について考えたり余韻に浸ったりするのに使える。こういう時間の使い方ができるのは、幸せだし贅沢なように思えます。

・また、こういう定着のための時間を持つことで、学習や成長をさらに進めて行ける気がしています。

・そこから親子関係のように、自分にとっての効果的な学習や成長について、知識を得たり実践したりしているところです。時間を得れば得るほど、やってみたいことが増えてきて、そのために必要な時間も増えてしまう。できるだけ欲張って考えると、基礎的な能力を高めることで、より多くを回収できると期待しています。何より学習や成長を感じられると言うのは、大きな喜びで、楽しいです。学習する方法は、見る、聞く、書く、試すなど色々ありますが、全部試してみて、より自身に相性の良い方法を見つけると良さそうです。そして、できるだけ全部の方法を関連づけて行うと効果が最大に近づくようです。見て、聞いて、書いて、実際に試して、それから人に話す、といった風にやると良いようです。最初は意識的に取り組まないと難しそうですが、慣れて自然にできるようにしたいところです。どうも私は、聞くことが自分で思っているより好きなようなので、聞くことを増やしてみたいと思います。一方で、話すのが苦手なので、自分で考えたことを話して録音して聞くようにすれば、効率的そうだと思っていて、さっそく試そうと思っています。無くしたボイスレコーダーをまた買ってみようかな。appleの製品に内蔵されているのならそれを買うのも良いかもしれない。

・これはプログラムやデザインの技術の向上に関しても当てはめられそうです。せっかく学びたい技術が常に山盛りなので、学習の実験に使っているところです。実験のために何か用意するのではなく、もともとやりたかったことを関連づけるのは良い考えではないでしょうか。効果が高まるのはもちろん、時間を大事に使うことにも繋がります。このように、何かと何かを関連づけて掛け算の効果を狙うことを、近頃はよく考えています。

2010/06/30

・半年が過ぎようとしているけれど、二ヶ月が過ぎようとしている方が実感として強い。この二ヶ月は本当に十分だっただろうか?収入を得られない限り、この1セットをあと10回も繰り返せない。つまり、ゲーム風に言うと1機を消費し、残り10機を切っている。大事にせねば…。

・最初の一ヶ月は受け入れていた。明らかに生活のリズムが変わったし、見えている風景が変わった。環境に対して、大きく空気を吸って、準備をした。それから、不幸中の幸いを用いて、目を覚ました。もったいなかったとも思えるが、何か活きることもあると思えるような、不思議な一ヶ月だった。次の一ヶ月は得た知識や準備をもとに制作に入った。自宅で作業している以外は、会社員だった時と変わらない。いや、大きく違っている。誰が制作物に対して責任を持つのかだとか、誰が制作物のあるべきを決定するのかだとかが、全然違う。まったく違う作業だと言って良い。今はW杯の期間中だから言うが、監督がいるサッカーといないサッカーぐらい異なる。新しい職場で新しい仕事をしているんだ、という気持ちになっている。

・考えているとあっという間に時間が過ぎていく。しかし、考えながら手を動かているとそれよりも早く時間は過ぎ去っていく。別に私は時間を早送りしたい気持ちはないのに。

・チャンスは多くころがっているように思う。人も多くころがっているように思う。それらを丁寧に観察し選び取るのは大事だけれど、きょろきょろすることに熱中し過ぎると、色んな意味で危ない。横断歩道はよく見て渡れと言うけれど、横断歩道の真ん中で足を止めて周りを見ているような人が少なくない。

2010/06/23

・今週は製作中のウェブアプリを動作させる環境の設定をしていた。これが結構大変な作業だった。ゲームソフトを動かすのにゲーム機が必要なように、ウェブアプリという以上、ウェブを動作させるコンピュータが必要だ。それはサーバマシンと呼ばれる。ゲームソフト開発と異なるのは、ソフトを動かすためにハード側の構築や設定も必要になってくるという点だ。任天堂DSならDSのソフトが動けば良いだけだからソフトを動かすのに必要なハード側の設定は済んでいるけれど、サーバマシンはウェブを動作させる以外の用途にも使えるので素の状態では何も入っていない。ただのコンピュータである。そういう意味では、パソコンとサーバマシンは何の違いもない。実際、私がウェブサーバに使うために買ったのは、ノートパソコンである。エクセルやワードを入れればそれこそパソコンだし、ウェブサーバのソフトを入れればサーバマシンになる。あまり知識が無い人にも伝わるようにと少し冗長に書いてみたが、例えば私の両親―ホームページやデジカメの画像を見るくらいにしか使わない―はこの文章を読んでなるほどと思えるだろうか?

・上の文章は、私の理解も確認しながら書いている。それを知らない人に説明できるようになって始めて理解したと言えるからだ。実際、2週間前、いや1週間前の私ならここまで説明できなかったはずだ。理解をできるだけ効率よく進める為に1週間で、調べる、手を動かす、説明する、のプロセスを一通り行ってみました。個人で制作するようになって学ぶことが明らかに増えたので、できるだけ早く確かに学ぶ必要がある。成果と理解をセットにして日々を過していく必要がある。

・『あぺぽぺ』はしばらく停滞気味だが、完成させる力が無いと言うことで、完成させる模索をしている。たいていは手を動かし続ければ完成に近づいていくのだが、『あぺぽぺ』はそうは行かなかった。複雑になって遠のいてしまったように思える。そこで、できるだけ『あぺぽぺ』を細かくわけ、ひとつずつ完成させようと考えています。小さな作品の集合体を作っていく。

・ウェブアプリの作業の気分転換にそんなことをぼんやり考えていたら、ひとつの表現に関するアイデアとひとつの発見があった。アイデアの方は単純かつ実験的なので形にして見せたい。発見の方は昔話の本を読んでいたときにあった。昔話の特徴について書かれている本を読んでいると、『あぺぽぺ』の話や表現が、かなり昔話の特徴と一致しているのだ。これはとても驚く発見だった。小さい頃から昔話は好きだったから、無意識のうちに反映されていたのかもしれない。少なくても今は『あぺぽぺ』の入り口が昔話の表現であると確信している。希望があった。

・’自らの意志で作る力’の向上が今の私にもっとも必要なことだ。

2010/06/08

・前回の日誌からまた二十日が経っている。一体どうしたというのだろうか。この時間というものは。退職してから一ヶ月は当に過ぎている。

・実家の母親から電話がかかってきたとき、私は幾分か落ち込んでいて、心配させたかもしれない。大きな理由のひとつは明らかで、友人と温泉旅行の行きしなに財布を落としてしまったのだ。日々の充実感と数年ぶりの旅行らしい旅行に浮かれていたのだろう。早朝の浅草線の、おそらく電車内に置いてきてしまった。改札を抜けようとして気がつき、即座に駅と警察に届け出たが連絡はない。同行者いわく、向かいの席の中年がにやにやしながらこちらを見ていたから、彼が拾ったのに間違いないとのこと。財布にはクレジットカードやら運転免許証やら職場のカードキーやら、ありとあらゆるものを詰め込んでいたから、手続きも迷惑も大層かかった。緊急の手続きだけでも2,3時間かかり、旅行が台無しになってしまった。幸いにも、チケットだけは鞄に入れていたから、旅行そのものには行くことができた。栃木県は、日光。さらに奥日光。できるだけ気持ちを切り替えて東照宮やら温泉を満喫してきた。

・宿泊して早朝、奥日光の湖をぐるりと一周散歩した。柔らかい木漏れ日と静かな水の流れ、さまざまな鳥たちの控えめな声、植物のさまざま。自然をしっかりと感じたのは、随分となかったと分かった。自然が作る空間の時間に身を任せてみると、過去の記憶がストリームとなって降り注いでくるような気がした。それで、財布を無くしたショックも思い出しながら、ああ、これは10年前と同じだと思った。

・その時、私は北海道の牧場にいて、親方に退職をつげた後だった。残りの勤務は後わずかというところで、上司の車に乗って大事故をやらかした。気が抜けていたのだと思う。そうやって命からがら目が覚めた。今回の財布に関しても、万が一、悪用されてすべての財産が失われようものなら、大事故だろう。物理的には死なないが、時間が死に、ほとんどの予定が狂ってしまう。結果が分からない状態でとても怖かった私は、奥日光の自然と一体化して少しは平静を取り戻したのかもしれない。全然成長していない自身を確認するのも、落ち着けるのには良い効果があるようだった。

・旅行から帰宅して、最初のプロジェクトの進捗があまりにも進んでいないので、仲間から怒りと激励を受けた。勉強は楽しいし、必要だが、私はどうにも作らなければならない。もう会社員ではない。自分で作るものを考えて、自分の力で作らなければならない。己の意志次第では一ミリも進まない。そしてもはやプログラムを組むだけではいけないのだ。もちろん、プログラムも組まなくてはいけない。私が全ての責任を持たなくてはならない。そうしないと私自身が困るし、目指す状態に到達し得ない。甘い。何をやっているのだ。

・そうやって目が覚めつつあるときの電話であったので、落ち着きがなかった。今は大丈夫になった。会話は少し足りないが、もっと寂しくなるのか、それとも慣れていくのか、もう少し様子をみていけば良いと思う。目が覚めたのか、旅行でお賽銭を十数か所に撒いてきたからか、温泉につかりまくったせいか、理由は分からないが、朝早く目覚めるようになった。生活周期は良い感じである。リズムのよさを楽しめるようになってきている。会社員のときよりずっと良い。

・幸い(今のところ)貯金残高にまで被害はないようだ。カードの類も差し止めて清算した。免許証も再発行してもらうなど、手続きはほとんど終わっている。

2010/05/18

・もっとまめに日記をつけるつもりだったが、丸二週間が経過している。驚くべき速度で進んでいる。時間が手に入ったのだから、もっとゆっくり進むかもしれないと思っていたけど、そんなことは無かった。一ヶ月も、一年も、あっという間に過ぎていくに違いない。大事にしなくてはいけない。

・時間の経過に恐れをいだきつつ、振り返ってみると、外出が日付をまたいだのも合わせると7日ほどあった。丁度半分ぐらいであった。なるほど。こんなに多ければ、速度もでるだろう。前日に準備が必要なものもあった。変わったところでは、大学に招かれてゲーム業界やゲーム会社の仕事について、40名ほどの大学生の前で喋ったのがあった。慣れないことなのでかなり緊張したが、人前で話すという貴重な経験ができて感謝している。公に30分も喋り続けるなんてできるわけがないと思ったが、そんなことはなく、喋り足りないぐらいであった。7年も会社に努めさせていただいた。学んだことは多かったのだろう。質問もたくさんでたが、即答できるものばかりだった。それは経験に基づいているからに他ならない。

・喋る経験もだが、職場での経験を見直して自分なりにまとめる良い機会にもなった。どんなことを学んで、反対に学んでこなかったか。あったチャンス。なかったチャンス。マインドマップというツールを使い、それらをひたすら書き殴っていく。書きながら同時に、できるところはグルーピングしていく。書きながら、浮かんでくるものがあった。自分が人材としてどういうものを持っているのか。他人に分かりやすく見せられる経験や能力のまとまり。連なり。そういうものが感じられてきた。いままでピンとこなかったが、これをキャリアというのかもしれない、と思った。辿ってきた道筋が見える。そして、今後辿りたい道を想像する。そのうちの辿れそうな道とそうでない道が見えてくる(実際のところ、辿れない道はそんなになさそうだった、ただし成長という条件をつければだが)。30歳という年齢を改めて感じた。

・時間を拘束するものが、自分の意志などの未来に属するものだけになって、少しバランスが乱れている。起きている間は無駄なことはあまりしていないはずだが、つい寝てしまう。睡眠の量が増えている。睡眠の質と量について、自分を管理しないといけない。

・WEB開発についての知識はだいぶ身についてきた。次の段階に進もう。知識は実践しないとどんどん腐っていく。記憶力もそんなに良くないほうだから、身につけてしまうべきだ。身に着けたらそれはもう記憶ではない。プログラミングをはじめとした記述の能力や知識は、やはり自分の手で書いて身につけることができる。どんどん書くには良い道具や環境が欠かせない。だから、次の段階として、開発環境の発見と構築をやっている。初心者の多くが詰まるのはこの段階だ。理由はよく分かる。私だって未だに新しい環境をセットアップするのは大変だ。そして面倒だ。面倒だと感じるのは詰まらないからだ。詰まらないから詰まってしまう。そういう微妙な言い回しをしたくなるような段階だ。唯一の嬉しい瞬間は、構築した環境を試してみて、動作や機能がすばらしかったときだ。報われたなあ、という気持ちになる。

2010/05/03

・自由を得たばかりではめを外したい気分ですが、今がとても大事な時間であることは自覚している。そんな時間帯がしばらく続いている。だからAimquestに日記を書き込む頻度があがるはずだ。頭の中にある構想やすべきことの断片を取り出して整理しなければならない。友人や知人に相談してみるのも良いが、まずはここで考えてみたい。そして、ここはAimquestなので、Aimquestの文脈で書いていこうと思う。もっとも、その文脈は私ぐらいしかピンとこないものかもしれない。

・前提として、程度は違うが、2つの大きな変化があった。ひとつは現在の仕事を退職してフリーで活動してみること。もう一つはルームメイトが退去して(おそらくは)新しいルームメイトが入居すること。まず、後者から見ていく。私は私以外の人間について制御できない(自身すら制御できないが、それよりもはるかにできない)。もちろんうまくやって行きたいし、そのためにできることを行う。でも、それだけだ。相手から信頼されるような人間であること。楽しんでもらえること。そのために行動すること。それに尽きる。

・さて前者。フリーになることについて。独立に形は近いけど、特定の仕事をもらえるつながりがあるわけではない。だから、現時点で確実な収入のあてはゼロである。その代わりやりたいこと、作ってみたいものはいくつか用意した。どれも学ぶことと作ることに関する(もっとも、作ると言ってもコードや文章を書くぐらいしかできない)。その中から選べば良いのだけど、お金になるもの、簡単に作れるもの、という基準で選ぼうと思っている。自分の生命や成長を確保するにはそうするしかない。学んだり作ったりしながら、親しい人たちと話したり遊んだりして暮らせたらと思っている。今までも、できていないわけではないが、贅沢にも、もっと楽しみたいと思っている。

・この何日か、もっと実作業をすべきだったかもしれないが、勉強と、そういった考え事に使っている。

・興味や関心を丁寧に学んで理解できたらと思う。それらをウェブにまとめて理解を確認する。能力を示す名刺にもなると思う。そのために、他の人が読んで楽めるものにする。楽しんでもらうこと自体の練習にもなる。具体的には、ゲームと学びをセットにしたブログを一つと、WEBやゲーム(ソーシャルゲーム含む)周りの技術開発の話題を扱ったブログを一つ作ろうと計画している。更新は頻繁にできなくても、しっかりとまとめたものを作って蓄えたいと思う。それらのすべてをjimi.jpですべてを束ねる。そういう構成を考えたとき、(すでにそうだったかもしれないけど)Aimquestは日記というよりは日誌の役割をになうようになる。すなわち、私のすべての活動についての航跡のようなものになると思う。

・内省をつづる(かつてのnoteカテゴリ)にも興味が続いているので、それは別の形で表現したいと思っています。