2013/08/26

・前回の日記を書いてからやはり二週間ぐらい経過。二週間記と化すのだろうか。仕事は今月末ぐらいまで延長の見込み。

・土日のどちらかに人と会うという生活が数週間続いている。今まではひと月に一度ぐらいが体感値なので、ずいぶんと多い。交流を求めている気持ちに素直に従ってみています。すると、土曜日に外に出て日曜日にゆっくり家ですごしていると本当にゆっくりというか、人と会ってないなあという気持ちになっていくる。習慣って案外変わるものかもしれない、と思っています。そしてこれが普通の生き方なんだろうなあ。

・かといって制作は続けたいので、色々とバランスを整えたり、集中力や技術を上げていかないといけなくなっている。要所要所では時間をかけて何度もリライトして磨き上げるスタイルは変わりがないだろう。

・要するに欲張ろうとしているのだと思う。仲間のサポートあっての『シルアードクエスト』だけれど、一応はひとつそこそこの規模の納得がいくゲーム作品を作ることができて、制作以外(大きなところだと誰かと一緒になって結婚だとか子育てだとか生活だとか)も両立できるのではないか、狙っていこうではないかという気分。機運。

・でも人とめぐり合うというのは、とてもとてもゲーム作り以上に難しいことかもしれない。制作を捨てて興味のない仕事を毎日続けて家族を養う……なんてことはできそうもないし。ジェンガを20個ぐらい動かした状態であるのは間違いない。同じぐらいの年の人間ならみんなそうでしょう。

2013/08/12

・結局2週間ぶりの日記になった。仕事のプロジェクトは今週で終わる見込み。その後は自宅制作になりそうだ。日記の頻度も増えるかもしれない。

・それに以前書いていた記録のスタイル、『思考の手帖』のような想起を書きとめるスタイルをまたやってみたくなっている。思いつきが貧困になっている気がするからだ。固まっていると感じる。それはぶれないと言えば聞こえは良いが……。

・今年のここまでは自分にしては派手な出来事が多かった。シルアードクエストを出せたのはとても良いできごとだ。残りの4ヶ月は地味に行く(jimi.jpというドメインを持っているぐらいなのだから)。派手な刺激がなくとも粛々と進めたいことがあるし、そうできなければならない。地味に進められる自分でいつづけるのが理想です。例えば、自宅に1人で引きこもっても、心身ともに健康であれるような、物語ゲーム作りを少しずつでも進められるような……。

・先月の終わりぐらいから、ためしにtwitterやfacebookの時間を減らしてみています。もちろんその分の時間ができるので他のことに使ってみている。もっとプライベートで直接に人と話す時間や会う時間を増やしたいと思っています。遊ぶ時間も! オンラインのコミュニケーションもオフラインを目指すものの割合が増えました。良い人間関係がこれからもっと大事になってくると思っているし、何よりさびしいからです。

2013/07/27

・4週間近くも日記が空いてしまった。夏の暑さがそうさせるのか。こんなに振り返らなくて大丈夫だろうか? もしかしたら明日も書くかもしれない。少しでも過去の日常をかき集めようと思う。

・仕事は苦戦しながらも進めている。よほど簡単な仕事でないとうまくいかないことはあるし、そもそも自分がそんなに簡単に感じるものは世の中に仕事として成立しないだろう。つまりだいたいがうまくいっていない状態を保持している。単純に言えば、そういった仕事のうまくいかないを休日に持ち込みたくない。たぶん持ち込まないほうが仕事自体もうまくいく。もっと短く言えば気分転換が上手になりたい。

・5日は仕事をして、1日を誰かと会って過ごすと、1人でいる時間は週に1日だけになる。自分はこれを少ないと思う。誰かと会ってすごす時間も新しい出会いや旧交を温めて増やせたらいいなと思う。平日に誰かと会う体力や精神があるといいのだけど、理想を言えば仕事が3日、1人が2日、人と遊ぶのが2日ぐらいの一週間になればいいなと思う。お金のかかる趣味は多くないから、低収入でも不可能ではないと思っているが……。

・9月からの作りたいゲームの整理をしなければいけない。シルアードクエストのiPhone化、続編。友人との制作。それにミステリ短編や戦闘のないRPGみたいなゲームも作ってみたい。プログラムも書かねばならなくなりそうだし、大雑把にでも計画して少しずつ進めていきたいところです。今年中に個人制作らしきものをもうひとつは、と思っています。

・謎とか目的とか、ストーリーをひっぱるものをもっと上手に作れないだろうか。技術を高められないだろうか。キャラクターも気になるけど、その前にシナリオを何とかしたい気持ちが強くある。一方で、キャラクターが面白い会話だけしていれば、大きな事件や解決がなくても楽しいものなのだろうか? 水面下で探ってみること。

・もっとうまく考えたり、学習したり、整理したりしたいものだ。

2013/07/01

・仕事はなんとか進めている。技術もそうだけど、働き方について足りない部分、学ぶ部分が多い。特に知らない技術、作りなれていない仕事、高度な知識を要するものに対してどうアプローチするのか。仕事の中の、調査、仮説の要素がかなりの部分を占めていて、同じプログラミングをベースにした仕事でも前の仕事とはだいぶ違うなと感じています。

・システムがあるんじゃなくて作りたい物語ゲームのためにシステムを作るのがひとつの究極的な道だけど、いまあるシステムをすべて使い尽くして物語ゲームを作ると言うのもまたひとつの究極的な道だと思う。

・あるシステムを使い倒すことはコラボレートの一種。

・容姿の衰えを指摘された。正しくは身なりをさぼっているという指摘。まだ結婚もしていないし恋人もいないのでささった。してればいいってものでもないかもしれないけど。自分の全体のバランスをみたときそこだけが足りない。他のと必要なものが異なっている。

・働きすぎてもそれはそれで心配になる。みんながもうちょっと楽に生きられないものか。

・遊びたい。遊びとは何か。遊びたい気持ちになっている。ほとんど同じ意味で、もっと人を見てみたい。一人の人についてもたくさんの人についても。人に執着したいし、執着したくない。

・物語。いい物語はないものか。

・物語でなくてもやりとりがあればいいのかもしれない。それはいったい何だろう。シーンのスケッチだろうか。

2013/06/10

・今週も土日は何もしなかった。ゲーム『冒険者ギルド物語』はたくさん遊んだ。夜、友人夫妻が連絡をくれて着なくなった服をたくさん持ってきてくれた。今夏と今秋の衣がにぎやかになった。誰かにとって古い服でも持ち主が変われば新しい服になる。

・ひとつ前の日記を書いたときは、仕事のピークはそのときかと思ったけど、あれからさらに大変だった。そして、今週と来週も継続しそうな気配がある。上手に休むことも課題のひとつだ。

・自身について仕事を進めるのがあまりうまくないと思った。あきるような退屈な仕事も得意ではないし、さりとて能力ぎりぎりの仕事に向かうのも下手だ。個人制作やプライベートの楽しみが控えているときは前者のような仕事が助かるし、そうでないなら後者がいい。それと、仕事がのしかかっていても、休日はそれを忘れて楽しめるようになれたらと思った。心配性なので気にしてしまう。結果、充実した休息をとれていないし、プライベートという物語がまったく進展しない。

・期間工の仕事が終わったらやろうと思っている制作が固まりつつある。友人の依頼、シルアードクエストの続編および移植を進められたらと思っています。友人の依頼は対価としてシルクエのグッズを作ってもらおうと思っています。昨年の今頃よりはずっと期待の持てるラインナップになっていて、だから時間を求めている。仕事をしている間はほとんど進められないけれど、何かできることはあるだろうか。

・対価は必ずしもお金でなくてよい。衣食住のどれかをもらえればお金と同等の価値はある。仮にそれらが全部そろっていたら、後はインターネットや電気があれば十分に望む毎日が得られる(ただし独り身の状態に限る)。その代わり僕もそれらと交換してもらえるような何かを差し出さなければならない。

・先々週から昨日にかけて印象的なできごとがいくつもあったが、もう長くなってきたのでメモ程度に残して、またいつの日か書ければいい。

・ぬるい人が十分な成果を出せるように、あるいは一生懸命に打ち込めるようにサポートする。自分自身についても。

2013/05/26

・仕事のほうは2日+アルファの時間まるで成果が出ないという苦しい局面があった。周囲の同僚たちは次々に成果をあげ、仕事を進めている。こういった辛さはほとんどのアルバイトやいくつかの種類の仕事では体験しない類のものだ。質の仕事と量の仕事がある。

・なんとか自宅に帰り、休息しているとねずみがあらわれた。年に数度現れる。敵だ。よく知っている人の家もねずみの被害にあっている。いわゆる害虫の類は1匹だと平気だけど繁殖して数が増えると手がつけられない。情けは無用。それに自宅は自分が生命活動において勝ち取ったものであり、守るべきなわばりであり、彼らはそれを侵すものたちだ。全力で排除すべきものだと思っている。

・そして今回はねずみが自室に入ってきた。これはまたとない倒すチャンスだった。キッチン周りは構造が複雑で、おそらく彼らにとっての出入り口があり、僕の身体能力では確実に逃げられるのだ。まずは自室に閉じ込めるところからだ。長い戦いが始まったばかりだった。

・ねずみを作業部屋に追い込んだが、ねずみはたくみにパソコンの後ろに隠れたり、本棚の後ろに隠れたりする。誤ってパソコンを壊しでもしたら、最悪の事態となる。気をつけながらパソコンの後ろをみると、はたしてねずみはいなかった。隣接するたんすは壁にぴったりくっつけてふさいだつもりだった。彼らには自分が見えない穴やワープゾーンが見えているとでもいうのだろうか。家具や隙間を念入りにチェックするもそんな隙間はないように思えるのだが。しばらくじっとしていると、部屋の隅のほうからこそこそと現れてくる。来たなと思って見ると逃げられる。見る動作だけでも逃げられてしまう。すごい警戒心である。長期戦を覚悟した。サッカーのチャンピオンズリーグ決勝を見ながら、ねずみとの静かな攻防を繰り返す。

・らちがあかないと思っていたところ、さらに良い作戦を思いつく。さらに見通しの良い隣の部屋に追い込むことだ。家具もほとんどないので逃げ道がないはずだ。隣の部屋のドアをあけ、確実にねずみが隣の部屋にいくまで気づかないふりをすることにした。それも何度か失敗した。今の隠れ場所よりも隣の部屋に近いところまでねずみが移動した段階でプレッシャーをかければ隣の部屋に行くと思ったのだが、それでも彼らは今の隠れ拠点に戻ろうとする。未知の場所を警戒するようだ。ならば徹底的に待つことにし、なんとか隣の部屋に追い込むことに成功した。ふすまを閉じて隣の部屋で活動する音を扉越しに確認した。そして元の部屋にもどられないように気をつけながら、隣の部屋に移動した。

・追い詰めたと思い、次のフェーズに移ることにした。すなわち武器の調達だ。新聞紙を丸めたものはGには十分だがねずみには不十分だと思われた。木のぼうは重たくて命中率が低くとてもじゃないがねずみにはあたらないだろう。ペットボトルを棍棒にしようかと思ったが、最近のペットボトルはエコなのか思いのほかふにゃふにゃで攻撃力が期待できない。もちろん素手は論外だ。あれやこれやと探すと、庭にトイレットペーパーの芯の長くなったような紙製の棒があり最終的にこれを選んだ。まずはこれで一回打撃をあててみてどうなるかみてみよう。武器を装備して隣の部屋に移動した。

・予想通り隣の部屋はものが少なくて、自分に有利な空間となっていた。姿は即座に確認できなかったが、カーテンを叩くとねずみが出てきた。これならいけると思った。逃げるねずみを観察しながら行動パターンを収集した。部屋の隅というよりは、隠れられるところ、小さな隙間を探して逃げているようだった。それでも想像以上にねずみはすばやく20回ぐらい試みた打撃はすべてからぶりとなってしまった。蚊を手で叩いてやっつけたり、新聞紙を丸めてごきぶりを倒したりするスキルは意外とあるのだが、ねずみの回避能力は彼らよりも格段に高い。それに対ねずみは経験値も少ない。

・少しずついらいらしてくると共に、普段は穏やかな人という認識をされることが多い自分に闘争心みたいなものが沸いたのを覚えた。本能とか暴力とかが内蔵されているのを確認した。ヤンキーがけんかや威嚇でさけぶ声よりももっと解読の難しい、鳴き声みたいな声をあげながら、ねずみをおいかけまわして、打撃を繰り返した。人間同士のコミュニケーションではやってはいけない有様だった。しかしすべてはずれた。冷静さを欠いて命中率が下がってしまっている。とうとう紙の棒が折れてしまった。だがそれでも攻撃をやめなかった。とうとう壁際に追い詰めてねずみは逃げ場を失った。ねずみの体力がつきてきたのだろうか?

・では確実にしとめよう。そう思って狙いをつけた。しかしそれが良くなかった。追い詰められた、ねずみはかべとふすまの1センチにもみたない隙間に頭をつっこんで、体をねじこんで元の部屋に逃げてしまった。1秒にも満たない時間だったろうが、あろうことか突然の行動に僕はねずみを見てしまっていた。逃げられた怒りが頂点に達すると共に、必死なねずみにどこか心打たれたところもあったのだろう。

・元の部屋にもどると窓の溝のところにねずみはいた。やはり体力は落ちているように思えた。再び隣の部屋に誘導してふすまをしめた。うまくいったつもりだった。だが、それからねずみの足音が、元の部屋からも隣の部屋からも聞えなくなった。隙間を発見して別の部屋や外に脱出したのかもしれない。あるいは体力の限界に達して動けなくなったか死んだのかもしれない。隣の部屋を探してみたが反応はなかった。ただ、僕の心を占めたのは敗北感にもにたようなものだった。トムの気持ちがよく分かった。ねずみは手ごわい。てごわいし、にくたらしいからこそ、我を忘れて追い掛け回すその姿も不恰好だし、あまり人に見せたくない。

・そんな出来事があり、土日はほとんど何もしなかった。およそ人間らしくない週末だった。せめて日記を書いたというのが顛末だ。

2013/05/12

・今週は埼玉で、東京で、群馬で多くの人に会った1週間だった。仕事として。遊びとして。個人制作者として。電車にも乗ったし、車にも乗ったし、タクシーにも乗った。コマンド選択ADVみたいに移動が多かった。きっとビジネスマンという仕事をしている人は年がら年中こうなのだ。仕事と家庭がある人も。それならば寂しがる隙間もないように見える。

・海外から日本に来ている人、外国人にもたくさん会った。日本語がうまい人も多かったが、日本語がかたことだったり、喋れない人も多くて、これまでの人生でもっとも英語を話したいと思った。言葉のひとつひとつはそこそこ知っているし、英会話も習っていたので少しぐらいはフレーズは覚えてたけど、作ってるものとか考え方とかを聞くには全然足りなかった。今度は英会話ハンドブックなんかを片手にもっと色々会話できたらなあと思った。

・必要がないと知識は技術を得ようとしないので、今までで一番英語が上達するタイミングになったかもしれない。

・日常のテンポが速くてめまいがした。テンポが速いというのは、あるテンポ自体の速度もあるけど、次々にテンポが変わるというのもある。状況がめまぐるしく変わる。次々に展開し、拡大し、反転し、消滅する。作業やアクションの合計量はもしかしたら個人制作のときのほうが多いかもしれない。だが、別の比べ方をすると、圧倒的に今の方が色々とこなしている。踊っている気分にもなっている。むしろ、それらを排除し、マイペースかつ無尽蔵に試行錯誤できて磨き上げられるのが個人制作の特徴かもしれない。少なくても自分にとって。

・自分の運動量さえあれば持続できて、その運動量を自分だけが増減できるもの。その状態。